本記事は横浜(金沢八景)での海釣りについて記します。
今回の釣行では、友人と2人で初めて釣り船に乗り、キス釣りに挑戦しました。
はじめに
船釣り挑戦の経緯
今回は海釣りといっても堤防釣りではなく、船釣りです。
これまで堤防釣りで散々ボウズを味わった私達はついに課金して船に乗ることに…!
という冗談はさておき、釣り好きの友人と東京周辺での海釣りについて話し合った結果、以下の理由から船釣りに挑戦することになりました。
- 東京湾奥の堤防釣りでは、魚が擦れてイマイチ釣れない
- 東京湾奥で釣れるのはボラ・コノシロといった個性的な魚が多い(友人談)
- 海が比較的綺麗な房総半島・伊豆半島は東京から遠く、泊りがけとなる
- 東京周辺の釣り船を利用すれば、ほぼ手ぶらでOK&東京湾ど真ん中で釣りが可能
- 東京周辺の釣り船にかかる費用は、房総半島・伊豆半島への旅費と比較して安価&確実な釣果が期待できそう
結論としては、東京周辺の釣り船であれば、伊豆半島等まで遠出する場合と比べて
①日帰りにできるため安価
②移動時間が短い(今回は横浜市の釣り船を利用)
③船内にはスタッフがおり釣果に期待大
というのが理由です。
アクセス
今回の釣行では金沢漁港の釣り船に乗りました。
金沢漁港は京急線 金沢八景駅から徒歩約25分です。
金沢八景駅は横浜駅から京急線特急で約20分とアクセス良好。
歩くのが面倒な場合は金沢八景駅からシーサイドラインで一駅乗車し野鳥公園駅で降りると良いと思います。
綺麗な海と美味しい魚を求めて房総半島や伊豆半島へ泊りがけで釣行することを考えると、時間的にも金銭的にも良いですね。
金沢漁港の入口
釣り船で栄えている漁港のようです。
持ち物
今回の釣行の持ち物を整理しておきます。主要な道具は現地で借りることができました。利用する釣り船によって変わるかもしれませんが、参考として記載しておきます。
借りた物
今回乗船した釣り船には以下のサービスがありました。
- 貸竿
- エサ
- 貸長靴
- 貸バケツ
- タオル
- 氷(魚を持って帰る用)
仕掛けについては乗船前に受付で購入したほか、乗船中に足りなくなった場合も船上で購入可能(ただし現金のみ)でした。
持参した物
- クーラーボックス
- 日焼け止め
- ウェットティッシュ
- タオル
- 飲み物
- 酔い止め薬(持参推奨)
釣具の多くは借りることができましたので、ほぼ手ぶらでokですね。
大きな荷物と言えばクーラーボックスくらいでしょうか。
船酔い防止のため酔い止め薬を持参しました。堤防釣りとは異なる点ですね。(後に大活躍するのである。)
船釣りの流れ
今回利用した釣り船では、以下の流れで釣りを楽しむことができました。
- 事務所で受付・仕掛け購入・釣り具等のレンタル等を済ませ乗船
- 出航前にスタッフから注意事項・釣り方の説明を受ける
- 出航し東京湾のど真ん中へ移動🚢
- 釣り開始🎣
- 時々ポイントを変えるために東京湾内を移動しつつ釣りを楽しむ
- スタッフから納竿の合図・港へ移動
- 港に到着後、釣具等を返却し終了
乗船前にスタッフが丁寧に魚の釣り方を教えてくれたので安心感があります。
親子参加の人達も多くいました。
東京湾の真ん中で釣りをしていると、小笠原海運の客船が前を通り過ぎていきました。
父島から帰ってきた船でしょうか。
(当初、東海汽船と記載しておりましたが、正しくは小笠原海運の船でした。教えて下さった読者の方に感謝。小笠原海運公式HPでも確認しました。)
釣果
さて注目の釣果ですが、、、
友人は3匹 私は0匹
(´・ω・`)
伊豆半島まで行かなくとも、釣り船に乗ればコスパ良く釣れると思いましたが、結果はボウズ…。
以下、反省点を記しておきます。
総括
タナ取りに失敗した可能性
今回の狙っていたキスは海底にいる魚であるため、仕掛けを海底に着ける必要がありました。
仕掛けの着底可否は竿先と糸の張り具合から判断するのですが、船の揺れに合わせて釣り糸が弛んだり、引っ張られたりしている間に、仕掛けが着底しているのか分からなくなりました。
→おそらく一度着底させた後は、船の揺れで糸が弛んでも放置が正解なんだろうなぁと思います。
隣の人ととの糸の絡まり
今回は連休中の釣行で多くの釣り客が乗船していたため、隣の人や後ろの人としばしば糸が絡まりました。仕掛けが潮に流され、他の人と絡まってしまう現象が発生。
なるべく自分達で処理しましたが、あまりにもコンガラガッタ場合には、スタッフの方に助けてもらいました。
他人の糸と絡まると時間ロスに加えて、仕掛けを失う場合(絡まりすぎた仕掛けは切るため)もあるため、意外とダメージが大きいです。
→連休ではない週末や平日であれば、人が少なく釣りに集中できそうです。(釣り船が出航するための最少催行人数を満たす必要はありますが…。)
堤防釣りとの違い(酔い止め推奨)
船釣りは海面上での釣りですので、堤防釣りと異なり常に揺れている状況です。そんな状況で手元の細かい作業(仕掛けのセット、エサつけ、魚の針外し等)をしていると酔う可能性が高いと感じました。
今回は事前に酔い止めを飲んでおり大丈夫でしたが、飲んでいなければ、危うく海に撒き餌してしまうところでした(婉曲表現)。
次回船釣りをする際にも酔い止めはしっかり飲んでいこうと思います。
服装など
海上は風が強く、意外と寒かったため、脱ぎ着できる服装が良いと感じました。また、波飛沫がかかることもあるため、濡れても良い服装で参加or着替えを持参するのが良いと思います。着替え持参の場合は念のため濡れないようビニールに包んでおくと安心です。
個人的には合羽を着ておけば、寒さ対策&波飛沫対策になって良いと思いました。(真夏は暑すぎると思うので、真夏以外の時期は)
以上が初めての船釣りに挑戦した記録です。
伊豆半島へ泊りがけで釣り旅行するのと比べて、コスパ良く魚を釣れると思いきや、意外と難しかったです。釣果はダメダメでしたが、ほぼ手ぶらで参加OK・アクセス良好のため、今後も船釣りに挑戦したいですね。次回以降は今回の反省を生かして、とりあえず1匹は釣りたいです…。
友人が釣ったキス。堤防で釣れるサイズよりも大きい(?)
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