東海道新幹線 N700Aグリーン車乗車記録

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この記事の内容
N700Aのグリーン車に乗りました。

チョー暑い時期がいつの間にか終わり、過ごしやすく遠出したくなる季節がやってきましたね。
本記事では、東海度新幹線(N700A)のグリーン車に乗った感想を記します。
東海道新幹線は何度も利用していますが、恥ずかしながら、今回初めてグリーン車に乗りました。
正規料金で乗車すると高いグリーン車も、早特を使用して安価に利用することができました。

東海道新幹線(N700A)のグリーン車について

はじめに

私が乗車した車両は、東海道新幹線のN700Aです。東海道新幹線では皆さんご存知の通り、のぞみ・ひかり・こだまが運行されていますが、N700A(こだま)グリーン車に乗車しました。

今回の行程では、
往路:のぞみ指定席(EX早特21ワイド)
復路:こだまグリーン車(EXこだまグリーン早特)
を利用しました。

今回は以下の3つの理由によりグリーン車を利用。
1.時間があった
2.今まで乗ったことが無く興味があった
3.早特で安く切符を買えた(重要)

所要時間・料金

今回利用した、こだまグリーン車の所要時間と料金は以下の通り。
(今回は繁忙期にあたる時期に利用したたので、参考として繁忙期の正規料金も記載しています。ご存じの方も多いと思いますが、新幹線の料金は繁忙期と閑散期で料金が変動しますね。)
乗車区間は東京~新大阪です。

項目こだま
グリーン車
のぞみ
指定席
のぞみ
指定席
所要時間約4時間約2.5時間約2.5時間
料金11,410円
EXこだまグリーン早特
12,370円
EX早特21ワイド
14,920円
正規料金
今回私が利用した金額を参考程度にどうぞ

設備

N700Aグリーン車の設備について記しておきます。
座席は2列×2の4列シートでした。座席がフカフカなのはもちろん、幅は普通車と比べて幅が広く、またフットレストもあり快適でした。おかげでグッスリ眠れましたね。

どっしりとした肘掛けにはコンセントもありました。N700Aの普通席には窓際にしかコンセントがないため、これはありがたいです。ちなみに新型のN700Sには、普通席でも各座席にコンセントがあります。

フットレストもあります。

各座席には読書灯もありました。仕事や勉強する人も快適に過ごせます。

テーブルは普通車と同じくらいの大きさでしたが、肘掛けを開けるとミニテーブルが有りました。
食事の時は大きなテーブル、お酒&おつまみを楽しむ時はミニテーブルを使う感じでしょうか。

のんびり車窓を見ながら駅弁を頂きました。
ミニテーブル お酒&おつまみtimeで活躍?

こだまグリーン車に乗ってみた感想

こだまグリーン車に乗った感想ですが、時間さえ許せば、こだまグリーン車はのぞみと同じくらい有力な選択肢になると感じました。その理由を下に記します。

空いている

一つ目は「空いている」ですね。
今回は休日の東京~新大阪を乗車しましたが、終始空いていましたね。
各駅停車ですので、乗客の入れ替わりがありつつも、満席になることは無かったです。
乗車率は最も高くて60%くらいだと感じました。

早特で安く乗れる

今回こだまグリーン車を利用した理由はこれです。(身も蓋もないですが…)
東海道新幹線のグリーン車に乗ってみたい!けど高い‥という人は早特を利用して、こだまグリーン車でゆったり移動するのもアリだと思いました。

今回は早特を活用して、のぞみでも使用されているN700Aのグリーン車に安く乗ることができました。こだまは各駅停車でゆっくりのため、長い時間グリーン車を満喫することができました(笑)
ちなみに同じこだまでも、普通席で4時間かけて東京~新大阪を移動するくらいなら、のぞみ自由席を利用する方が、幸せな気持ちになれる気がします。

意外と速い

のぞみと比較されるため遅く感じるこだまですが、実は在来線や私鉄の特急と比べて相当速いです。今回、4時間かけて移動した東京~新大阪の距離は550kmあり、平均時速(表定速度)は約135km/hとなります。
関東で有名な成田エクスプレスは、東京~成田空港(約80km)を約1時間で結んでいますが、平均速度で考えると、こだまの方が速いです。
また、関西では近鉄(私鉄)の特急ひのとりが大阪難波~近鉄名古屋(約190km)を約2時間で結んでいますが、やはりこだまの方が速いです。
各駅停車かつ停車時はのぞみ通過待ちで何分も停車するにも関わらず、このスピードはさすが新幹線ですね。(もちろん線路線形や車両性能のほか、標準軌/狭軌の違いもあるので一概に比較はできませんが…)

そういえば新東名高速道路の制限速度が120km/hに引き上げられた時は話題になりましたが、こだまの平均速度はそれよりも速いですね…!

長々と書いてしまいましたが、こだまグリーン車は、高速バス・普通列車と比較すると高額ですが、快適性・定時性を考慮すれば、良い選択肢になると感じました。

“擬似”乗り鉄体験

先の内容とやや矛盾しますが、こだまはのぞみと比べ遅いため、乗り鉄のような体験を味わうことができました。
駅では、のぞみ通過待ちのため長時間停車することも多く、その隙に軽食/飲物を購入することができます。
いやいや新幹線で乗り鉄て…という気持ちもあり「”擬似”乗り鉄体験」と記載しましたが、のぞみ乗車時には通過する駅で軽食を購入し、食べながら移動するのも旅情があると感じました。

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