本記事は房総半島1日2日旅行の記録です。
2025年の夏休みは公私共に忙しかったこともあり、長期旅行ではなく1泊2日旅行を楽しみました🚙
はじめに
今回の房総半島旅行では、主に内房(特に君津より南〜館山周辺)を巡りました。
想像はしていましたが房総半島は広かったです!
1泊2日では、内房の主要観光地を巡るのが限界😂
旅程(スケジュール)
本旅行のスケジュールをざっくり示しておきます。
日目 | 経路 |
---|---|
1日目 | 東京駅→君津駅(JR) 君津駅→富津市→南房総市→館山市(レンタカー) |
2日目 | 館山市→市原市→君津市(レンタカー) 君津駅→東京駅(JR) |
最近の旅行ではレンタカーを多用しています🚙
多くの場合、家の近所でレンタカーを借りるのではなく、
目的周辺まで電車で移動→レンタカーを借りることが多いです。
①都市部は渋滞が多いこと
②電車賃を考慮しても金額差が小さい
③車の運転時とは異なり電車乗車中はスマホ触り放題
などがメリット✨
アクセス
本旅行の目的地:房総半島の位置を確認しておきましょう✏️
見ての通り千葉県南部です。
東京湾に面している側を内房、太平洋側を外房といいます。
本旅行では主に内房を巡りました。
巡った観光地
前置きはほどほどにして、実際に訪れた観光地を記します。
崖観音(大福寺崖観音堂)
館山市にある大福寺の観音堂を訪れました。
崖にくっつくように建てられており、迫力が凄いです。
階段を登り観音堂に着くと眼下に館山湾がバッチリ見えて最高でした✨
本尊は行基(←社会科で習いましたね)が訪れた際に彫ったものと解説文がありました。

観音堂の裏の山肌が見えており迫力満点です👏
笠森観音
房総半島の内陸部、長生郡長南町にある笠森観音を訪れました。
駐車場から林道を約10分歩くと笠森観音に着きました。
林道を歩くのも気持ちいいですね。
森林浴で心がリフレッシュ✨
巨大な岩盤の上に建てられたお堂の雰囲気が素敵でした✨
木材を組んで建てられており、当時の建築技術の高さを感じます💪

林道を歩いていくと現れる笠森観音。
すごく夏休み感のある写真📷(そう思うのは私だけ?)
チバニアンビジターセンター
皆さんは「チバニアン」という単語をご存知でしょうか。
チバニアンとは地質年代名の事です。
ざっくり言うと「ジュラ紀」とか「白亜紀」とかのことですね。
この地点付近にて学問的に重要な地層(地磁気逆転層)が見つかり、地質年代名に「チバニアン」と付けられるキッカケになりました。
個人的には非常に知的好奇心くすぐられる観光地…だったのですが、あまり観光地化されておらず、こじんまりとしたビジターセンターがあるのみでした。
ビジターセンターで色々お話を聞いていると、展示施設を建設中とのことでした。
展示施設が完成すれば、もっと盛り上がるのかもしれません。

ちなみに展示施設建設工事による立入禁止措置により、地質年代に「チバニアン」と名付けられるキッカケとなった地層を見ることはできませんでした。

大山千枚田
千葉県鴨川市にある棚田を訪れました。
これまで私は「棚田」というものを教科書の写真でしか見たことがありませんでしたが、初めて本物を見ることができました。
斜面でも稲作するぞ💪という人間の熱意を感じました。
(`・ω・´)

棚田の中にちょいちょい生えているのは、開墾時に切らずに残した木でしょうか。
農作業時には、木陰が良い休憩スポットになりそう🌲
久留里城跡
君津市にある久留里城跡を訪れました。
天守閣は昭和になってから復元されたもので、展望台になっているそうです。
そうです。というのは、先日の地震により被災しており、現在立入禁止になっていたからです。
駐車場から久留里城までは上り坂になっており、それなりに歩きます。
私が訪れたのは暑い夏の日でしたので、なかなか大変でした💦

外観はとても綺麗です。
立入禁止が解除されたら再訪したいですね。
天守閣から景色を見てみたいです。

久留里城跡の近くには久留里城址資料館もありました。
久留里城周辺を散策して疲れていたため、涼しい室内でゆったり展示を見ることができ助かりました😂
館山城
館山市を代表するシンボル(?)の館山城に訪れました。
戦国大名:里見氏が建てた城は今はなく、復元された天守がありました。
天守の内部は南総里見八犬伝を紹介する博物館になっていました✨


天守は丘の上にあり、駐車場から天守までは上り坂です。
(良い運動になりました💦)
天守からは館山市内を一望できます。
渚の駅たてやま

博物館と一体となった、渚の駅たてやまを訪れました。
道の駅…と思いきや”渚”の駅とのことです。
さかなクンが書いたら魚類のイラストがたくさんあり、興味深い展示内容でした。
館山は海鮮が有名なのですね😋
赤山地下壕跡
第二次世界大戦の後期に建設されたという大規模な防空壕跡を見学しました。
激しい空襲への対応策として海軍が建設したとのことでした。
受付で見学料を支払って、ヘルメットと懐中電灯を借りて、内部を見学しました。
(内部にも照明はありますが暗く、防空壕本来の雰囲気を味わうことができました。)

数百円の見学料で、こんな大規模な防空壕跡を見られるとはありがたい限りです。
訪れたのは真夏でしたが、防空壕跡内は涼しかったです👍
沖ノ島
館山市街地から車で10~15分の位置にある沖ノ島を散策しました。
無人島とのことですが、本土と砂浜で繋がっています。
直射日光を浴びながら砂浜を歩くのは大変でしたが、沖ノ島には森があり木陰で休むことができました。助かった🥵🥵


なんとも夏休み感のある風景✨

沖ノ島を散策していると洞窟を見つけました。
後で調べてみると太平洋戦争時代に掘られたトンネルのようです。
何のために掘られたのだろう…?
野島埼灯台
房総半島の最南端に位置する野島埼灯台を訪れました。
館山市中心部から車で20~30分の位置にあります。
灯台には登ることができ、遠くまで広がる太平洋を見ることができます。

風が強いため、帽子など飛ばされないよう注意!
食事/グルメ
房総半島旅行では、観光地を巡るだけではなく、美味しい魚介類も楽しみました。
アジフライ/アジの刺身/なめろう
房総半島をドライブしていると「アジ」を扱ったお店を多く見かけました。
せっかくなので私もアジ定食を食べることにしました。

房総半島名物の「なめろう」をいただきました。
「なめろう」とはアジと野菜を包丁でたたいて細かく砕いて練った料理です。
もっちりしていて美味でした😋

もちろんアジフライもいただきました😋
ちなみに「なめろう」ですが私も作ったことがあります。
(この時は小アジを大量に釣り、調理が面倒だったので叩いて「なめろう」にしました😚)
ローカルチェーンの回転寿司

私はよく旅先でご当地チェーンに訪れます。
海鮮が美味しい地域には多くの場合、ご当地回転寿司チェーンがあります。
都会では考えられえない美味しい寿司が安く食べられる “ご当地回転寿司” オススメです✨
旅費
ここまでは訪れた観光地やグルメ情報を記しましたが、旅費についても記載しておきます。
今回の旅費は以下の通りです。
項目 | 概算費用 | 備考 |
---|---|---|
運賃 | 3,000円 | 東京駅ー君津駅 往復 (総武線快速など) |
レンタカー | 14,000円 | 君津駅周辺のレンタカーを利用 |
ガソリン代 | 2,000円 | |
宿泊代 | 6,000円 | 素泊まり |
食事代 | 8,000円 | |
その他 | 2,000円 | 入館料や拝観料など |
合計 | 35,000円 |
宿泊を素泊りにして節約しつつ、食事(アジ料理や回転寿司など)にお金をかけるようにしました。
感想・所感
2025年の夏休みは房総半島を旅行しました。
本旅行では、東京→君津駅までは鉄道、君津駅からレンタカーを借りましたが、かなり良かったですね。
電車に乗車中はスマホ触れますし、都心をドライブする必要がなく渋滞にも巻き込まれませんでした👏
本旅行では1泊2日で観光地を最大限巡ろう!!と思い頑張りましたが、次回訪れる時はもう少しノンビリしてもよいですね。
外房を巡る機会があれば、余裕のある旅行プランにしたいです🙌
個人的には「房総半島といえば海!」のイメージでしたが、意外と内陸部にも見るべきスポットが多く楽しかったです✨
房総半島は比較的アクセス良好で、観光地・グルメが充実しており、旅行先としてオススメです。
コメント