この記事の内容
釣った魚の調理&宴
前の記事では、釣りの内容&反省点をまとめましたが、この記事では釣った魚の調理について記しておきます。
はじめに
前回の記事にも記しましたが私たちが釣った魚は大量の小アジと何匹かの白身魚です。
作るメニューは以下の通り。
- 炊き込みご飯
- つみれ味噌汁
- なめろう
- 魚の煮付け
- 小あじの唐揚げ
「なめろう」という料理を私はよく知りませんでしたが、千葉県の郷土料理で、魚の身を薬味と共に包丁で細かく刻んだ料理だそうです。
つみれ と作り方が似ていることもあり、なめろう作りにも挑戦。
釣った魚の調理
下処理(釣りすぎたため大変なことに)
友人2人と私の3人で手分けして調理を始めます。
私はひたすら小アジの内臓とゼイゴを取ることになりました。
おそらく100匹くらいの小アジのうち70匹は私が下処理しました。
魚が小さく包丁を入れるのが難しかったですが、後半になると慣れてきて速く処理できるようになりました。後半になると自信も付いてきましたが横で友人が三枚おろしをしており,まだまだ修行をせねばと気合が入ります。
私がひたすら小アジの下処理をしている横で友人たちが,つみれ、なめろう、煮付け、炊き込みご飯を作ってくれました。ありがたや。
アジの唐揚げを作り始めると良い匂いが部屋に広がります。
宴のはじまり
完成した料理がこちらです。
小アジの唐揚げの右にあるのが なめろう です。ビールで乾杯し、とれたての魚の料理を戴きます。
料理の感想
・炊き込みご飯
魚臭さは全くありませんでした。友人いわく、目分量で調味料を入れたので味が薄くなったとのことですが確かにそんな気もします。
・つみれ味噌汁
魚の味が味噌汁に出ていて美味。
今回は小アジが沢山釣れたので、つみれも沢山作ることができました。
非常に贅沢な味噌汁です。
・なめろう
食べた瞬間「ネギトロだ!」と思いました。
友人も同じような感想を抱いていたので,当たっているんじゃないかと思います。
醤油とワサビをつけて食べると美味。
・魚の煮付け
魚臭さはありませんでした。
少し骨がありましたが、身が柔らかく食べやすかったです。
・小アジの唐揚げ
内臓とゼイゴを処理した小アジをそのまま揚げました。
非常に美味でビールと合わせると最高です。
今回の料理の中で私は唐揚げが一番好きですね。
総括
チームワークが大切
やはりチームワークが大切です。
早く調理を終わらせるためには無駄な時間が発生しないよう協力することが重要だと感じました。
今回の調理時間は約2時間でした。
役割分担を下に記しておきます。
釣果:小アジ約100匹,その他魚6, 7匹
私:約70匹の小アジの下処理
釣り未経験の友人:約30匹の小アジの下処理+なめろう&つみれ作り+買い出し
釣り経験者の友人:炊き込みご飯,煮つけ,つみれ味噌汁,小アジの唐揚げ
調理順序を工夫
釣り経験者の友人が完璧な段取りで次々と料理を完成させていて驚きでした。
コツはやはり「放置するだけだが時間のかかる料理から作り始めること」のようです。
今回の場合、炊き込みご飯(魚を捌いて研いだ米と共に炊飯)や魚の煮付け(魚を捌いて出汁と共に鍋でじっくり煮込む)に先に取り掛かり,これらを作っている間につみれを作ったり,アジの唐揚げを作りました。
調理器具の数が大事(特に包丁の数)
3人で調理をしましたが,包丁を2本しか使えなかったので少し効率が落ちたかなと思います
今回の小アジは内臓の下処理を包丁なしでできたので意外とタイムロスしていない可能性もありますが一応メモしておきます。
感想
前回のハゼ釣りから薄々気づいていましたが釣りは体力勝負という印象を抱きました。昼過ぎから日没まで屋外で過ごして晩にひたすら魚と格闘するのはなかなかハードでしたが,やはり自分で釣った魚を食べるのは良いものです。釣りに慣れていけば疲れの度合いも小さくなっていくのでしょうか。
今回は特に小アジが大量に釣れたため(贅沢な悩みではありますが)下処理に非常に苦労しました。台所が魚の血で血みどろになり,手に鱗がびっしり付くほど小アジと格闘していたので自炊スキルが少し上がったような気がします。次回の釣りではサビキ仕掛けでアジを沢山釣るのはそこそこにして虫を餌に少し大きな魚に挑戦してみるべきかもしれません。
そのためには竿を何とかせねば…。
コメント