この記事の内容
本記事では野付半島を訪れた際の記録です。
感想を先に記すと以下の通りです。
・”砂”嘴と云う割に砂っぽくない
・日本とは思えない荒野
・動物にとっては暮らしやすい場所?(動物をたくさん見たので)
野付半島へは車で行きました。公共交通については調べていませんが、少なくとも付近に鉄道の駅はありませんでした。あるとしたらバス…?
釧路から野付半島への経路を以下に示します。
前置きはほどほどにして以下に野付半島を訪れた記録を記します。
両側が海起点を示す看板は傾いており、一部の文字は読みづらくなっていました。
950号線の起点は半島の付け根ではなく、半島の内部にありました。
ここまでは車で来ることができます。
海に近い部分では立ち枯れた木が沢山みられました。
野付半島ネイチャーセンターから片道約20分歩いてトドワラに到着。野付半島の先端に近い領域にある、複数の立ち枯れたトドマツをトドワラと呼ぶようです。こちらは先ほどのナラワラとは異なり、トドマツの林は既に見られず、残るは立ち枯れたトドマツのみでした。その立ち枯れたトドマツも残り少なくなっていました。
駐車場から先は「荒野」の雰囲気でした。
5分ほど歩き野鳥観察舎に到着。雨や雪、風を凌ぎながら野鳥を観察できる小屋でした。小屋内部には様々な鳥の見られる時期が示されており勉強になります。 私が訪れたときはカモばかりでした。観察していると突然カモ達が一斉に飛び立ち、驚かされました。カモが逃げた方向と逆方向を見ると巨大な鳥がゆっくりと近づいてきており、もう一度驚きます。
電柱の上で休んでいるところを頑張って撮影しましたが、遠すぎます。おそらくオジロワシかと思われますが、遠すぎてよく分かりません。
カモたちオジロワシ?駐車場~野鳥観察舎へ行く途中、鹿の親子に出会いました。
徒歩5分の間にワシと鹿に遭遇したことで、自然の豊かさを感じました。
・感想(野付半島)
“砂”嘴と云う割に「砂っぽくない」というのが第一印象でした。もっと砂っぽい砂丘(砂漠)のような場所かと思っていましたが、草原や林もありました。(林の一部では立ち枯れが生じていましたが)植物の生命力の強さを感じます。
またトドワラやナラワラを見たことで、日本国内であることを忘れさせる、最果ての荒野という印象も受けました。一方でワシやサギ、シカなど多くの動物を見たことで、人間にとっては荒野でも、動物にとっては暮らしやすい場所なのかなと感じました。ここも再訪したい場所ですね。再訪するなら、雪化粧した冬期or晴れた日かな(今回は曇り~雨だった)。冬になるとワシが飛来するという話を聞いたことがあるので、もう一度行くなら冬かなぁと思いつつ、いかんせん遠すぎるので再訪はいつになるのやら。。。
以下追記(2020年冬はじめ)
野付半島を再訪しました。非常に寒かったです。沢山のエゾシカがいました。野鳥はあまり見つける事ができませんでした。ジッとこちらを見ていました。 風が吹きすさぶ中、草を食べていました。
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