はじめに
奥尻島の位置
この記事は先日、奥尻島を訪れた際の備忘録です。北海道の島はこれまで、利尻島・礼文島、焼尻島・天売島を訪れましたが、今回は奥尻島です。なんとなく離島の雰囲気にハマりつつあります。
奥尻島の場所は以下の通り。
奥尻島へのアクセス
アクセスは飛行機と船の2通りです。
島の東側にフェリーターミナル、南側には空港があります。フェリーターミナルのある東側の方が栄えている印象を抱きました。フェリーは江差から出ています。
今回の旅行では、島の東側でレンタカーを借り、のんびり丸一日かけて時計回りに島を巡りました。
訪れる観光地を絞れば(鍋釣岩、奥尻島津波館、神威脇温泉、宮津弁天宮)慌ただしくはなりますが、半日で巡ることもできそうです。フェリーの時間次第では日帰りも可能かと思います。
フェリー(江差~奥尻島)
江差からフェリーに乗り奥尻島へ向かいます。
江差までが思いのほか遠く、江差到着時には出港まであまり時間がなく、江差の町並みを散策することができませんでした。
(´・ω・`)
フェリーはハートランドフェリーでした。利尻島や礼文島へのフェリーも運行している会社ですね。
奥尻島観光
鍋釣岩
奥尻島の市街から車で数分南に進んだところに鍋釣岩がありました。真ん中が空洞になっている不思議な岩。奥尻島について調べるとほぼ必ず登場する、鍋釣岩を実際に見て満足しました。1993年の北海道南西沖地震により鍋釣岩も被害を受けたようです。
綺麗な海
奥尻島津波館
奥尻島の南端にある奥尻島津波館では1993年に生じた北海道南西沖地震の被害や、その後の地震対策等の詳しい説明がありました。地震は奥尻島近傍で生じた為、津波が数分で到達したという話を聞き、恐怖を感じます。
太平洋側でも日本海側でもプレート境界型の巨大地震が起こりうることを改めて認識しました。
外にはモニュメントもありました。
神威脇温泉
奥尻島の西側に温泉がありましたので、入ることにしました。
島に温泉、しかも海の近くに温泉があるのは珍しいような気がします。
港を眺めながら、のんびり入浴できました。
球島山展望台
島の北側にある展望台です。訪れた時は晴れており、非常に景色が良かったです。鍋釣岩まで見通すことができました。途中、狭い道がありましたが、対向車も来ず無事に切り抜けることができました。
鍋釣岩も見えます。
駐車場からは少し階段を上ります。
賽の河原公園
島の最北端にある霊場を訪れました。沢山の石が転がっている海岸で、石を積み上げて作った山がいくつもありました。確かに賽の河原でした。ここも1993年の地震で被害を受けたようです。
宮津弁天宮
島の東側にある赤く綺麗な社。階段はありますが、かなり高低差があります。景色はかなり良いです。赤色が映えます。北海道本土まで見通すことができました。
良い景色
うにまる公園
うにまる公園にある、うにまるモニュメントを見に行きました。ウニをかたどったモニュメントで、夜になるとライトアップされるっぽい・・・?あまり観光地化はされおらず、素朴な雰囲気があり、私は好きです。
素朴な雰囲気
奥尻島旅行をふりかえって
感想
丸一日かけてのんびり島を巡りましたが、時間的には良い感じでした。
また食事ですが、やはり海鮮が美味しかったです。タコ刺身を頂きましたが美味でした😋レンタカー移動となると、お酒を飲めないので、そこは辛いです。
タコの刺身、美味しかったです。
焼尻島・天売島との比較
奥尻島は焼尻島・天売島と比べると、島が広く、車がないと全てを巡るのは厳しいです。また島自体も発展している雰囲気がありました。空港もありますし、訪れる観光客の人数も多いかと推測。逆に言えば焼尻島・天売島の方が“離島感”はあるかと思います。
また奥尻島には島内に温泉があるのが嬉しかったです。離島でのんびり海を見ながら入る温泉は良いですね。
奥尻島もフェリーターミナル周辺以外は人が少なく、離島感があります。
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