はじめに
珍しく旅行記録ではなく勉強関連の記事です。ちなみに本ブログでは勉強関連の記事が人気です。特にRTX3060Tiとtensorflow関連の記事には毎日一定数のアクセスがあります。。旅行記録はアクセスが少なめです。
本記事は簿記3級を受験記録です。結論を述べると、約1ヶ月勉強して簿記3級を受験したら77点で合格しました。ちなみに合格点は70点(100点満点)です。もう少し取りたかったですが合格なのでヨシ!
難易度がそれほど高い資格ではないですが、やはり達成感はあります。一応、備忘録として感じたこと、勉強方法などを記しておきます。
受験の動機
これまで私は経理とは遠い世界で生きてきたのですが、先日経理の人と話した時、自分の知識の貧弱さを感じました。日頃使わないとはいえ、最低限の知識は教養として持っておくべきだなと感じ、勉強することにしました。
勉強にあたっては資格取得という分かりやすい目標を立てようと思い、超々初心者の私は簿記3級を目標にしました。
受験方法(通常試験/ネット試験)
簿記の試験は、通常の試験とネット試験の2種類がありますが私は当然ネット試験を選択。(私が受験したときは2,3級はネット試験がありました。) ネット試験は、自分の家から近い会場を選べること、予約さえ取れればいつでも受験できることが利点ですね。
ネット試験は試験会場のパソコンで画面を見ながら答えをポチポチ入力する感じでした(雑な感想)。
試験勉強について
2級を受けるであろう未来の私に向けて、3級受験時に感じたことをメモしておきます。3級では基本的な仕訳問題と精算表作成・決算処理、あとは補助簿関連を勉強して受験しました。
勉強期間1ヶ月のうち最初の3週間で市販のテキストを使用して上記の内容を学んだ後、残りの1週間で予想問題を3回くらい解きました。勉強は基本的に平日に1~2時間程度、休日はほぼしていません。(受験直前の週だけ土日で7~8時間くらい勉強しました)
以下、感じたことです。
受験記録
時間配分
ネット試験は60分ですが、ミスしないよう慎重に解いているとすぐ時間が無くなります。
簿記3級は3問構成ですが、私は1→3→2の順番で解くことにしました。第1問は慎重に解けば満点を狙える&第3問も時間をかけて問題文を読み込めば解けるため、この順番で解くことにしました。(本番の試験では第2問で記号問題が出題されたので、そこだけササっと解答しました。)
結局本番でも時間が足りず、第1,3問でしっかり点数を取って合格した感じです。
ちなみに本番の得点は
第1問:42点
第2問:4点
第3問:31点
合 計:77点
でしたので概ね作戦通りです(もう少し第2問の点数を伸ばしたかった)。
電卓は使わない(?)
これは私個人の問題ですが、事前に予想問題を解いたとき、電卓を日常的に使っていないため、操作ミスを連発してしまいました。電卓を使っているのになぜか計算が遅い&計算ミスをするという笑えない事態
そのため、本番では可能な限り暗算で解答しました。もし2級で暗算で対応できない複雑な計算が出るならば、今から電卓の練習しておかねば。
簿記3級に合格して
理解できるようになった事
簿記を勉強したことで、損益計算書、貸借対照表に記載されている用語が分かるようになりました。勉強する前までは、これら2つが何なのかすら知らなかったので大きな成長です。
(´・ω・`)
減価償却など聞いたことがあった概念なども再度確認することができました。
個人的に印象に残ったのは「資産=負債+純資産」です。負債も資産に含めるのかぁと思いました。語句の定義確認は大切ですね。
まだ理解できていないこと
先述のように用語(売掛金、減価償却費、貸倒損失 等)の意味は理解できるようになりましたが、それ以上のことは分からないままです。
具体的には、ある会社の貸借対照表や損益計算書を見ても、財務状態の健全性を評価したり、経営方針等を推測するのは難しいということです。英単語を理解しても英語論文の内容を理解できるとは限らない事に似ている気がします(この感覚伝われ…!)。
これらのスキルについては、試験勉強だけでなく、実務経験を積めば身に付くのかもしれません。
今後に向けて
簿記2級までは取っておきたいなぁと考えています。2級も3級同様、ネット試験で気軽に受けられるのが良いですね。勉強時間ですが、2級は3級より手強いので、3ヶ月~半年くらいを見込んでいます。合格すれば勉強記録として記事にしようかなと思います。(果たして勉強のモチベーションはいつまで続くのだろうか…)
2022年9月追記
ようやく簿記2級に合格しました。長かった…
コメント