本記事の内容
高崎観光で以下の観光地を巡りました。
・富岡製糸場
・洞窟観音
・高崎白衣大観音
・展望台(市役所)
・スズラン百貨店・中央ぎんざ通り
・ランチは高崎駅ビルの登利平
本記事は高崎を観光した際の記録です。
週末に毎度おなじみ “休日おでかけパス” を使って、日帰りで高崎を観光しました。
はじめに(休日おでかけパスで都内から高崎へ)
高崎の位置を示しておきます↓
群馬県の南部に位置する市です。東京駅を出た北陸新幹線と上越新幹線は、高崎駅の少し先で分岐するため、高崎駅にはどちらの新幹線でもアクセス可能です。
一方、在来線で東京都内から高崎を目指す場合、上野東京ラインor湘南新宿ラインを利用することになります。今回は指定エリア内乗り放題の”休日おでかけパス”を利用しました。ただし、乗り放題エリアが高崎駅の手前の神保原駅までのため、高崎駅で乗越精算が必要です。(それでも通常の運賃より安かったです。)
東京駅~高崎駅(往復)に係る切符代は以下の通り。
普通運賃:3,960円
休日おでかけパスを活用:3,200円
(休日おでかけパス 2,720円+乗越精算 480円)
休日おでかけパスを使えば、800円ほど安く移動できます。約20%も安くなりました。
東京(または新宿)〜高崎は在来線で約2時間と長時間のため、グリーン車を利用しました。休日おでかけパスでもグリーン券を買えば、グリーン車に乗ることができました。
東京駅~高崎駅のグリーン券は800円(片道)でした。(距離/平日or休日/車内購入or事前購入など条件で金額が異なるようです。)
前置きはこのくらいにして、以降は訪れた観光地について記します。
高崎周辺の観光地巡り
富岡製糸場
小学校の社会の授業で習って以来、訪れたいと思っていた施設です。そういえば少し前には、世界遺産に登録されたとニュースになっていましたね。
高崎駅から上信電鉄で上州富岡駅まで行き、そこから徒歩で富岡製糸場へ行きました。高崎駅~上州富岡駅の乗車時間は約30分、上州富岡駅~富岡製糸場は15分ほど歩きました。上州富岡駅は、めちゃ綺麗な駅で富岡製糸場のおかげで町が賑わっているのを感じます。
上信電鉄の高崎駅では、高崎-上州富岡往復切符と富岡製糸場入場券がセットになった割引券が売られていました。セット券では、切符と入場券を別々で購入するよりも2割ほどお得でした。
富岡製糸場は、蛾の一種であるカイコガの蛹から糸を集めて生糸を作る施設です。数百円払えばガイドの解説を受ける事ができました。自分のペースでじっくり回るのも楽しいですが、多少お金を払ってでも実物を前に詳しい人から解説を受けるほうが理解しやすいかも…と最近は思い始めています。
まだ日本の技術力が低かった頃は、日本人の工員に技術を学ばせるため、外国人技術者を多額の資金を使って雇っていたそうです。高額報酬とはいえ、こんな極東かつ当時発展途上だった日本にヨーロッパから来る外国人技術者達は、母国と異なる環境の中で苦労したんだろうなぁと思いました。
明治に操業開始した富岡製糸場は、戦争時代も乗り越え、昭和末期に閉鎖したのことでした。戦後も長期間、活躍していたそうです。最近まで(と言っても40年ほど前ですが…)操業していたのは意外でした。
洞窟観音・徳明園
高崎駅からバスで約20分の位置にある洞窟観音と徳明園に訪れました。その名の通り、洞窟観音では山を掘り進め造ったトンネルの内部に沢山の観音像がありました。高崎市の商人が私財を投じて50年という年月をかけ作り上げたと説明があり、その凄まじい信仰心を感じました。
戦時中には防空壕として活用されたとのことです。
徳明園は洞窟観音に隣接する庭園で私が訪れた11月頃は紅葉が色づき始めていました。
先日の飯能市マス釣りで撮り忘れた色づく紅葉の写真を撮ることができ満足。
庭園内には小さな滝のほか、防空壕がありました。
高崎白衣大観音
洞窟観音の近くにある高崎白衣大観音を訪れました。洞窟観音と高崎白衣大観音はバスで約10分の距離にあります。が、バスの本数が少なかったため、私は歩くことにしました。洞窟観音から林道を約20分歩いて高崎白衣大観音に到着。過ごしやすい季節に林道歩くのは気持ち良いですね。真夏ならキツいかもしれません。
拝観料を支払えば大観音の胎内に入ることができました。長い階段を登り、観音像の肩の高さまで登ると遠くに高崎市街地が見えました。また胎内には様々な仏像・僧の像がありました。
高崎市役所 展望室
とても綺麗な高層ビルである高崎市役所には展望室がありました。市役所が閉まっている休日に訪れましたが、展望台フロアは開放されていました。夜景が綺麗です。職場がこんなに綺麗なら職員のモチベーションも上がりそう…!!
スズラン百貨店・中央ぎんざ通り
高崎駅周辺を散策していると百貨店を見つけました。群馬資本の百貨店のようです。スズラン百貨店という名前が好きですね。
また、高崎駅周辺で”中央ぎんざ通り”と書かれた商店街の看板を見つけました。が、開いているお店は少なかったです。空きテナントが多いのかな…?北陸新幹線&上越新幹線が止まる高崎駅に近い立地の割には少し寂しいような…。新幹線が完成し、皆が高崎駅を通過するようになってしまったのかな。
ランチ(高崎駅ビル・登利平)
ランチは高崎駅ビル内の登利平で食べました。鳥めしで有名な群馬県のレストラン・弁当屋のようです。ジューシーで美味でした。どうすればこんなに上手に調理できるのだろう?
自炊で鶏肉を使うといつもパサパサになるのだが…。
(´・ω・`)
旅費
最後に都内から高崎への日帰り旅行の旅費を整理しておきます。
今回の小旅行の総額は9,500円でした。これだけ遊んで1万円以内とは安いのではないでしょうか。
内訳はこんな感じ↓
切符代(JR,上信電鉄):6,000円
入場料・拝観料など:2,500円
食事:1,000円
合計:9,500円
関東近郊を観光するのに休日おでかけパスは便利ですね。青春18きっぷよりは割高ですが、休日ならいつでも使えるのが魅力的です。
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