この記事内容
アイスランド旅行に関する、
・旅程
・旅費
・反省
この記事では旅行の反省と旅費について記します。まず今回の旅程についてです。
旅程:7泊9日(機中2泊)
初めに旅程を確認しておきます。
1日目 関西空港→ヘルシンキ(フィンランドの首都)
2日目 ヘルシンキ観光
3日目 ヘルシンキ→レイキャビク(アイスランド首都)
4日目 ブルーラグーン、灯台
5日目 ゴールデンサークル観光(プレートの境界、間欠泉、滝)
6日目 レイキャビク→ヴィ―ク
7日目 氷の洞窟ツアー参加、ヴィ―ク→ケプラビーク
8日目 ケプラビーク空港→関西空港へ(ヘルシンキ経由)
9日目 関西空港着
時差の都合で実は1日目も機中で爆睡してたりしますが、日付は変わっていないので機中泊にはカウントしていません。
旅費
今回の旅費についてまとめておきます。
旅費(合計):約30万円
以下内訳です。
航空券 :160,000円
宿泊費 :40,000円
レンタカー:25,000円(5泊6日、2人で5万円)
ガソリン代:5,000円(2人で1万円、走行距離:約850km)
旅行保険 :5,000円
SIMカード :3,500円
雑費(現地) :60,000円
イタリア旅行やインド旅行と比較すると、費用が嵩んだことが分かります。
アイスランド旅行(7泊9日):30万円
イタリア旅行(13泊15日):30万円
インド旅行(6泊9日):14万円
その要因としては、
- 乗り継ぎによる運賃の増大(アイスランド行きの直行便がないため仕方がないのですが)
- 現地での出費の増大(北欧は物価が高く、生活費も嵩みました。)
があると思います。宿泊費に関しては事前に十分に調べることで、低価格と安全の両立が可能だと感じました。何かと出費の重なる北欧ですが、インドやイタリアと比較すると治安は良く、観光に集中できるのは大きな魅力であると思います。
・旅費の内訳に関する補足(ガソリン代について)
ガソリン代について少し補足しておきたいと思います。”ガソリン” 代と書きつつ、今回借りた車はディーゼルでしたので燃料は軽油ですね。アイスランドでの燃料事情に抱いた感想は以下の通り。
- 街から離れるとガソリンスタンドは非常に少なくなる印象があります。遠出する際にはレイキャビクほか街のガソリンスタンドで給油しておくことがオススメです。
- やはりガソリン代も日本と比較して高い気がします。私が旅行した時は軽油1Lが200~220アイスランドクローナ(約165円)でした。ガソリン価格は頻繁に変動する上、為替の変動もあることから、この値段はあくまで参考程度に考えてもらえると幸いです。
旅行の反省
今回の旅行の良かった点、今後改善すべき点について記します。初めに結論だけ記します。
良かった点(実施したこと→得られた効果)
- 関西空港 ー ヘルシンキ行きの飛行機で意識的に睡眠→到着後の時差ボケを軽減
- 今回はヨーロッパ直行便→余計な乗り継ぎが無く体力を温存
- たびレジに旅程を登録→必要な情報を旅行中に入手
- トラブル発生時の速やかな旅程変更→無事に旅行を終える事ができた
- ストップオーバー(途中降機)航空券の購入→経由地(今回はヘルシンキ)も楽しむことができ、乗り継ぎで感じる煩わしさが減少
- SIMカード購入→Wi-Fiルーターの持ち運びが不要となり荷物減少
- 服装(スキーウェア+ネックウォーマー)→3月のヘルシンキ、アイスランド共に快適に過ごすことができた。ヘルシンキでは暑いくらいであった。アイスランドは-5℃程度であり上記の服装で快適。
- レンタカーの利用→時間に縛られず移動でき寄り道も可能、スマホをカーナビとして活用
- サングラス持参→アイスランドで運転するときに重宝(雪原が非常に眩しい)
- フィンエアーを利用→関西空港 ー ヘルシンキの飛行時間は往路9.5時間、復路8.5時間であり、北欧は意外と近い
改善すべき点
- クレジットカードの上限には注意する必要がある。(口座にお金を準備した上で予備のクレジットカードを持参しておくことが望ましい)
- 航空券は旅行代理店経由ではなく、航空会社の公式ホームページから購入したい。(特に海外旅行の場合)
- 通話可能なSIMや国際電話用のテレホンカードなど、日本と電話する手段の確保について検討する必要性を感じた。
その他(感想ほか)
アイスランドに滞在していたのは1週間以内でしたが充分楽しめることができました。アイスランド旅行の後半、少しではあるけれども疲労を感じました。5~6日間くらいの旅行が丁度よいのかもしれません。Krónan、アイスランド滞在中にお世話になったスーパー
コンビニよりも安く食料品(ヨーグルト、総菜)を購入することが可能でオススメ。10 11 アイスランドで見かけたコンビニ、読み方はテンイレブン(?)
遅い時間まで営業しており便利ですが、上のKrónanと比較すると値段は高めでした。
以下に上記の内容について詳しく記します。
まず良かった点について。
1-1,2 関西空港 ー ヘルシンキ行きの飛行機で意識的に睡眠
1-3,4 旅行中のトラブル対処
今回の旅行では(旅程が崩壊するような大きなトラブルではないため記事にはしておりませんが)多少のトラブルは発生しました。今回の旅行でも たびレジ を利用することで滞在地域に関する情報を得ることができました。また今回の旅行ではトラブルが発生した時に素早く、その対応策を考える事ができました。これまでの旅行ではトラブルが生じないように大きな注意を払っていましたが、今後はトラブル(忘れ物や便の欠航など)に巻き込まれた場合の対処法についてもシミュレーションしておこうと思います。
1-6, 2-3 SIMカードについて
初めて海外旅行でSIMカードを使用した感想を記しておきます。使用したのは4G対応・通話不可のSIMです。感想を1行で記すと「Wi-Fiルーターを持ち歩くよりラク」です。Wi-Fiルーターは出国時のレンタル、帰国時の返却のための手続きが必要ですが、SIMカードは自分1人で手続きが完了しラクでした。SIMカードの入手方法には「海外の空港で購入」と「日本で購入」の2つがありますが、私は日本で予め購入しました。海外の空港で購入する方が、日本で購入するより安価という話も聞きましたが、事前に準備できるものはしておこう、という考えです。ヘルシンキ(フィンランド)、アイスランドともに通信状態は良好でした。ただ今回の旅行で使用したSIMについて、あえて不満を挙げるならば「通話ができない」ことです(Wi-Fiルーターでも通話はできないので今回利用したSIM特有の弱点というわけでもないですが)。やはり航空会社や旅行代理店などに問い合わせたい場合に通話できるSIMがあると心強いですね。国際電話用のテレホンカードの購入もアリかもしれませんが、余計な荷物は増やしたくないので、今後旅行する際には通話可能のSIMの購入について検討したいと思います。
1-8 レンタカーの利用
海外旅行で初めてレンタカーを利用した感想を記しておきます。首都レイキャビク周辺では交通量が多少はありましたが、日本と比較すると全体的に交通量は少なく、駐車場は広く空いていたため、運転しやすかったです。私たちはレンタカーに付いていたカーナビ(英語)はあまり使わず、スマホをカーナビ代わりに使っていました。何かと不安の多い海外での運転において、日本語で案内してくれるのは非常にありがたかったです。海外SIMを購入していると日本にいると時と全く同様にスマホをカーナビとして扱うことができラクですね。また懸念材料の1つであった雪道の運転は急ハンドル・急ブレーキをしないように慎重に運転すれば安全に走行できました。四駆の車でしたので安定していたのかもしれません。また他に注意していた事としては、運転をする日は予め現地の気象庁や政府機関のホームページで天候や道路状況を確認するようにしていました。旅行中、雪や雪による通行止めの影響を受けることはありましたが、幸いにも激しい吹雪に巻き込まれることもありませんでした。初めは公共交通機関が発達しておらず、半ば仕方なく選択したレンタカーによる旅行でしたが、予想以上に楽しいものでした。ただ運転により疲労が溜まるのも事実であり、なるべく公共交通機関を使用したいとは感じています。またアイスランドでは厳しい冷え込みはなく心配はしていませんでしたが、車が故障した場合を考えると暑すぎる国や寒すぎる国ではレンタカーを利用するのは少し怖いですね。公共交通機関が貧弱かつ交通量が少ない国において気候が穏やかな時期にはレンタカーの利用も1つの選択肢としてありかもしれません。今回借りたレンタカー、スズキのSUVです。
次に今後改善したい点について記しておきます。
2-1 クレジットカードの上限について
今回の旅行でもクレジットカードを使用する機会は沢山ありました。航空券
をはじめ宿泊費や飲食代もほぼ全てクレジットカードで支払いました。そのため今回の旅行では現金の両替をそれほどしませんでした。クレジットカードは便利ですが、今後気を付けたいこととして利用限度額がありますね。今回の旅行ではクレジットカードを1枚しか持参しなかったため、旅行後半に利用限度枠に達しないかと不安になりました。今後は不測の事態に備え、口座にお金、予備のクレジットカードを準備しておきたいと思います。金額の目安としては日本への片道航空券を購入できる金額をいつでも出せるような状態にしておきたいと思います。
2-2 航空券の購入方法について
航空券は某旅行代理店のホームページ経由で航空券を購入しました。旅行代理店経由で航空券を購入した感想を記しておきます。
・長所
- 航空券を安く購入できる可能性がある。
・短所
- 時差の関係もあり問い合わせから回答を得るのに時間がかかる場合がある。
- 海外から電話で問い合わせをする場合には国際電話が必要。
- 旅行代理店に問い合わせても結局、航空会社に問い合わせる必要がある。
- 便の変更が困難(=便を変更したいときには新たに航空券を購入する必要)となる場合がある。
という感想を抱きました。一方で旅行代理店を経由せず、航空会社のホームページから航空券を購入する最大のメリットとしては、追加料金が必要な場合があるが現地での便の変更が比較的容易(アプリでできる場合もある)があると感じました。前回のインド旅行ではシンガポール航空を使用しましたが、旅行代理店を経由せず航空券を購入しましたね。今回は旅行代理店経由で航空券を購入しましたが、その安さは魅力ではあるものの、旅行を終えて冷静に考えてみると私には向いていなかったな、と思います。今後の旅行では便の欠航や変更を予め想定しておき、できる限り手続きの煩わしさを低減しておく事は重要と感じました。国内はともかく海外という見知らぬ土地で諸々の手続きをするのは骨が折れる作業だと思われます。国内航空券に関しては航空会社、旅行代理店ともに問い合わせする手間が殆ど同等と考えられることから、どちらから購入しても大きな違いはないという印象があります。
マイルを貯めたい人や最安値で航空券を購入したい人もおられると思いますが、とりあえずの私の方針としては、
- 国内航空券:旅行代理店経由または航空会社のホームページから購入
- 海外航空券:(旅行代理店を経由せず)航空会社のホームページから直接購入
としておきたいと思います。
3. その他(感想ほか)
多少のトラブルはありましたが今回も無事に帰国することができ良かったです。今回の旅行で初めて北欧に行きましたが、非常に楽しくもう一度行きたいと感じました。
1つ目の理由は治安の良さです。前回の旅行で訪れたインドと比較して、北欧は物価や治安の面で対極にあるような印象を受けました。北欧は物価が高く財布にキビシイですが、怪しい客引きはほとんどおらず衛生状態が良いことから個人的にはインドよりも好きですね(アイスランドでは水道水を飲むことができ、スーパーで水を購入しませんでした)。
2つ目の理由は今回の旅行で寒さは着込めば意外と対処可能であり、暑い国よりも寒冷な国の方が快適に旅行ができると感じたことです。涼しい北欧へまた行きたいと思いました。次に北欧に行くときには今回の旅行で見る事ができなかったオーロラを見たいと思います。日本から北欧へ向かうフライトで見れることもあるようですが、やはり機内ではなく屋外で観測したいです。
3つ目の理由は意外と近い事です。関西空港~ヘルシンキの飛行時間は約9時間であり、予想以上に近かったです。(日本からヨーロッパへは10時間以上かかるものだと思っていました。)冬休みや夏休みで行くことが十分可能と感じました。
現在は世界的に旅行することが困難な状況ですので、旅行ができるようになった時にいつでも行けるよう、自宅で北欧の観光地について調べておこうと思います。
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