はじめに
本記事は、道東方面(釧路湿原・野付半島・川湯温泉)を訪れた際の旅行記録です。
旅行の動機
道東方面の旅行と書きつつ、今回は釧路湿原と野付半島を訪れる為の旅行です。
理由は時間が!無かったから!
本当は釧路市街の市場や根室も行きたかったのです。
ですが、北海道は広すぎました。行きたい場所を全て回るのには時間が足りません。
そこで今回はよりアクセスしづらい(≒このチャンスを逃すと今後行ける可能性が低い)釧路湿原・野付半島を訪れることにしました。(ちなみに釧路市街、根室方面を諦めたにも関わらず長時間ドライブになりました。やはり北海道は広かった。)
アクセスについて
例えば釧路市はここです。
釧路駅の位置
札幌から約300km東にあります。移動だけで何時間かかるんだ…
・おすすめの釧路への行き方:釧路空港を利用する
新千歳空港へから釧路へ向かうとなると、移動が長時間になります。
そのため道東方面を観光する際には釧路空港へ飛び、レンタカーを借りて釧路市街や根室に行くのがラクかと思われます。(釧路空港へは関西空港からPeachが飛んでおり、関西人も比較的アクセスが容易。ありがたい。)
ちなみに釧路~根室は100km以上離れています。電車で10分で行けるとか考えてるとエラいことになります。
説得力を増すために地図を載せておきます。
釧路と根室、近い印象がありましたが、意外と離れていました。
と経緯はこのくらいにしておいて、前編では釧路湿原について記します。
釧路湿原は釧路市の北に位置する広大な湿原で、思ったよりも市街地に近かったです。
市街地の北の端は釧路湿原にかかっているような感じがしました。
旅程について
今回の旅行では
温根内木道
→釧路市湿原展望台(から徒歩で行けるサテライト展望台)
→細岡展望台
の順で訪れました。
私は途中、釧路市街で昼食を食べるなど、のんびり1日使ってこれらの地点を巡りましたが、本気を出せば半日で巡ることは可能だと思います。
こんな感じの経路
温根内木道
温根内木道は、釧路湿原の西側にある散策路です。この湯根内木道と後述の釧路市湿原展望台は比較的近い距離にあります(車で10分くらい)。
「これぞ釧路湿原!」という風景を味わうことができました。広大な湿原を展望台から眺めるのも気持ち良いですが、実際に湿原の中を散策する方が私は楽しかったです。ブラブラと散策し満足したところで引き返しました。散策に要した時間は約1時間でした。 キリギリスがいました。
釧路市湿原展望台
先程の温根内木道から南に少し下ると釧路市湿原展望台があります。この建物は展望台になっていましたが、私は建物には入らず、サテライト展望台(北斗展望台)を目指しました。
釧路市湿原展望台から森の中を約15分歩くとサテライト展望台(北斗展望台)に到着。
広大な湿原を眺める事ができます。釧路市湿原展望台サテライト展望台(北斗展望台)私が訪れた時、湿原の多くは茶色で一部が緑色でした。
サバンナみたいです。(サバンナを訪れたことはありませんが)
ここにバオバブが生えてたらサバンナと見分けがつきませんね。
細岡展望台
釧路市展望台から湿原の南側をぐるっと回って細岡展望台を訪れました。
こちらも見晴らしのよい展望台で広大な釧路湿原を眺めることができます。
個人的には釧路市湿原展望台よりも細岡展望台からの眺めの方が好きです。
釧路湿原駅(JR北海道 釧網本線)
細岡展望台の近くにはJR北海道の釧路湿原駅があります。駅ノートもありました。
感想(釧路湿原)
釧路湿原を訪れましたが、日本国内とは思えない風景が広がっていました。
これまで私は自然を楽しむ場合、山に行くか海に行くかという2択で考えがちでした。しかしながら今回の旅行では「湿原」という今まで発想の外にあった場所を訪れ、非常に興味深く、知的好奇心が刺激されました。
釧路湿原の風景は北海道のみならず、日本国内でも珍しい風景であるような気がします。季節が進んで違う風景になった時に再訪したいと感じました(とても遠いけど)。非常に寒いと思われますが、白銀世界の釧路湿原も面白そうです。
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