はじめに
本記事は道北方面を旅行した際の記録です。道北は過去に宗谷岬に訪れていますが、まだまだ知らない場所が沢山ありました。本記事では宗谷本線の駅順(南から)に沿って記します。
今回の記事はそこそこ長いです(-_-;)
名寄観光(北国博物館)
名寄駅の近くにある北国博物館を訪れました。建物入口には巨大なフーコーの振り子がありました。すごい…!
入館料を払って内部を見学しました。ちなみに入館料は訪れた当時220円でした。たった220円で充実した展示を見ることができ、大満足。ちなみに博物館の外にはSLが飾られていました。
美深(チョウザメ館)
名寄から少し北上して美深チョウザメ館を訪れました。”美深”チョウザメ館という名前ですが、美深駅からは少し遠く、駅から徒歩でのアクセスは厳しそうです。
入館は無料でした。また餌が100円で売られており、餌やりを体験できました。館内ではチョウザメの稚魚たちが沢山飼育されていました。可愛いです。
道の駅や温泉等も近くにあり楽しい場所でした。国道沿いにあるので、車であればアクセスしやすそうですね。
音威子府
音威子府駅
美深から更に北上して音威子府駅へ。音威子府駅構内は綺麗で、フリースペースがありました。列車を待つ人がのんびりできるようになっているようです。
駅舎内に天北線の資料室がありました。色々と充実している駅でした。
音威子府グルメ:音威子府そば
昼食は音威子府蕎麦を食べました。音威子府といえば蕎麦が有名だそうです。しっかり蕎麦の味がする色の濃い、ざる蕎麦でした。
北海道命名の地
音威子府駅から少し足をのばして北海道命名の地を訪れました。何も知らなけらば通り過ぎてしまうような場所にありました。解説の看板と碑(?)が建っていました。
幌延
更に北上して幌延へ。幌延駅の近くのトナカイ牧場、日本原子力研究開発機構(JAEA)の見学施設、また天塩温泉に入りました。トナカイ牧場、JAEAの見学施設は幌延駅から離れており徒歩でのアクセスは厳しいです。また天塩温泉は徒歩では無理な距離にありました。バスorレンタカーで行くしかないですね。
トナカイ牧場
北海道を旅行していると時々、エゾシカを見ることがありますが、こちらではトナカイが飼育されていました。エゾシカと比べて毛が多くもふもふで可愛いです。餌やりもできました。
JAEA見学施設:ゆめ地創館
トナカイ牧場の近くにJAEAの研究施設があり、見学可能な展示施設も併設されていました。展示内容は非常に充実していました。かなり専門的な内容まで網羅されていると感じました。
地面を安全に深く掘る技術、掘った地下空間に安定的に物を保管する技術は原子力に関わらず、その他の産業分野でも活かせそうと思いました。
これで入場料無料とは…!予約すればもっと色々な設備を見学できたようですが、私は計画性が無いので…。
天塩温泉
幌延駅からバスor車で30分くらいの位置にありました。強いアンモニア臭のする温泉。最初は驚きましたがクセになりそうです。肌がヌルヌルする温泉でした。気持ち良かったです。
ちなみにこれは天塩温泉近くの天塩川歴史資料館
豊富
豊富まで北上すると、かなり「稚内に近づいてきた…!」という感じがします。豊富駅周辺では、宮の台展望台とサロベツ湿原センターを訪れました。
宮の台展望台
豊富の北にある展望台を訪れました。こちらも豊富駅から徒歩でアクセスするには厳しい距離にありますね。訪れた日は晴れており、よい景色を楽しめました。
右の方に利尻富士(利尻島)が見えます
サロベツ湿原センター
豊富駅の西側にあるサロベツ原生花園を訪れました。こちらも駅から徒歩では厳しい距離でした
(´・ω・`)
見渡す限り一面の湿原は、これぞ北海道という感じがあります。また通り雨があったのか、虹が出ていました🌈
利尻富士が良く見えます
抜海
稚内のすぐ手前の無人駅である抜海駅。簡素な駅舎の良い雰囲気の駅でした。駅ノートもあり訪れた人がコメントを残していました。このあたりでも利尻島が見えましたよ~。
稚内
宗谷本線の終点、稚内駅に到着。
ホームには主要駅からの距離を示した看板がたくさんありました(写真は本記事末尾にまとめて載せます)。はるばる北の端までやってきたという感じがします。
宗谷岬
(北方領土を除いて)日本最北端の岬です。
稚内駅からはバスorレンタカーでなければ厳しい距離にあります。
実は訪れるのは3回目です。3回目にしてようやく天候に恵まれ、樺太(サハリン)を見ることができました。過去2回は曇り&風が強く辛かったです😣今回はほぼ無風でした✌️
写真右奥、地味に虹が見えます🌈
樺太(サハリン)
過去2回と同様、今回も遠くまで来たなぁ…と思いました。
ノシャップ岬・ノシャップ寒流水族館
宗谷岬の西側にある、ノシャップ岬と岬にある水族館を訪れました。宗谷岬と比較すると稚内駅からアクセスしやすかったです。
余談ですが、ノシャップ岬(稚内)と納沙布岬(根室)って音が似ていて、時々ごっちゃになります。
ノシャップ岬にはイルカのオブジェがありました。最北端の宗谷岬も良いですが、ノシャップ岬も私は好きですね。イルカ像が可愛い🐬
利尻富士が見えます(n回目)
ノシャップ岬には水族館がありました。こじんまりとした水族館でしたが、魚の他にアザラシやペンギンもいました。
特に印象的だったのは大きい水槽の中で淡水魚であるイトウと海水魚が一緒に泳いでいたことです。少しずつ慣らせば淡水魚と海水魚を一緒に飼育することもできるんだなぁ🐟飼育員に夢中のアザラシ、可愛いです。
稚内グルメ:たこしゃぶ
稚内のグルメは、たこしゃぶが有名だそうです。せっかくなので食べることにしました。
大きなタコの切り身がお湯に通すとみるみる小さくなるのが面白かったです。想像以上に旨味もあり、美味しかったです。
普段食べてるタコって全然味がしていなかったんだな…と思いました。
その他(写真など)
北海道っぽい景色
オオワシの幼鳥(?)
稚内駅の看板
稚内駅は東京から約1500km、函館から約700kmだそうです。
東京から鉄道で行くと、青森あたりが中間地点なのでしょうか。
やはり北海道は広い…!
コメント