はじめに
本記事は角館と男鹿半島を訪れた際の備忘録です。
有名ですが一応、男鹿半島の位置を示しておきます。
角館周辺
武家屋敷
角館の町並みは今まで訪れてきた秋田県内の町とは異なり、歴史を感じさせる町並みでした。町並みの中にいくつか有名な武家屋敷が保存・公開されていました。
私は青柳家の屋敷を訪れました。一通り見て、すぐに出てくるつもりでしたが、敷地が思ったよりも広く、また展示物も興味深いものが多く、沢山時間を使ってしまいました。刀や槍、偉人の他に、レコードや蓄音機、カメラなども展示されていました。
展示物に脈絡はない感じでしたが、私は好きです。(レコードとカメラの展示が面白く、時間を沢山使ってしまいました)青柳家角館の町並み 良い雰囲気でした
樺細工伝承館
青柳家の武家屋敷のすぐ傍の樺細工伝承館にも訪れました。
樺細工とはどういうものか知らなかったのですが(樺の木を使用した工芸品だと思っていました)桜の樹皮を用いた工芸品のようです。
上品で落ち着いた光沢が印象に残りました。そこそこの値段がしたのでお土産に買うのは断念しました。
抱返り渓谷
角館の東側に位置する抱返り渓谷に訪れました。目的は回顧の滝を見に行くことです。回顧の滝へは最寄りの駐車場から20分くらい歩く必要がありました。渓谷沿いに遊歩道が整備されており、渓谷の景色を楽しみながら滝を目指しました。夏でしたので虫(アブ?)がいました。虫よけスプレーがあると安心です。渓谷に架かる橋も良い雰囲気でした。
シャッタースピードを長めにした場合
滝もとても迫力がありました。普段の水量はどのくらいなのでしょうか?雪解けの時期であれば、もっと迫力があるかもしれません(その時期に遊歩道が通行可能かは分かりませんが…)。滝と渓谷の両方を楽しむことができる良いスポットでした。渓谷の縁に遊歩道が整備されていました。
手すりがあるので意外と怖さは感じませんでした。
男鹿半島
なまはげ館
秋田といえば、なまはげのイメージでしたので、実物を見たいと思い訪れました。沢山のなまはげの面が展示されていました。
また、隣接する伝承館では、実際のなまはげとのやりとりを実演を見ることができました。人々を怖がらせることが役割かと思っていましたが、激励してくれました。迫力に気圧されつつも、優しさを感じました。 街灯が なまはげ でした伝承館の中では、なまはげの再現を見ることができました。
寒風山展望台
男鹿半島の付け根あたりにある展望台。展望台の少し下まで車で登ることができます。非常に見晴らしのよい場所でした。
展望台に登りましたが、展望台の床が回転しており驚きました。展望台の床はドーナツ状になっており(ドーナツの中心は下のフロアとつながっている階段なので回転しません)、ゆっくりと回転していました。設置してある椅子に座ると、自分が動かなくても、ぐるーっと360度見ることができます。
景色を楽しむだけなら展望台に登らなくても楽しめるかと思います。私はこの奇妙な構造の展望台が好きですが… 沢山の風車がありました。確かに男鹿半島は風が強かったような気がします。良い天気でした。荒天の八幡平の借りは返せたかな…?
入道崎
男鹿半島の先端の入道崎にも行きました。北緯40度線の碑がありました。ヨーロッパではスペインを通ているそうで
す。スペインはヨーロッパの中でも南で温暖なイメージでしたが、秋田県と同程度の緯度なんですね。ヨーロッパには暖流が流れているとはいえ、直感的には受け入れがたいです。
夕陽を見るには少し早い時間に到着しました。西日が眩しく暑かったです。きっと綺麗な夕陽が見えると思います。(この日は疲れていたため、日没を待たずに早めに切り上げてしまいました。)水平線はバッチリ見えました。逆光ですが… 北緯40度線のモニュメント
秋田駅周辺
あちこち観光地を巡っていたせいで、秋田駅周辺をじっくり回れなったのが心残りですね。新幹線があるだけあって、駅周辺は賑わっていた印象。バスターミナル
感想
展望台・岬の満足度は天候にかなり左右されますね(八幡平はツラかった…)。
今回の旅行では梅雨の時期や台風シーズンは外したつもりでしたが、あまりうまくいきませんでしたね💦天気ばかりは仕方がないです。
かといって冬季は通行止めの道路も多く、雪の中を観光するのも体力を消耗しそうですし、訪れるタイミングが難しいです…
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