アイスランド旅行記録6(レイキャビクからヴィ―クへ)

ヨーロッパ
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この記事の内容
ハットルグリムス教会
レイキャビク~ヴィ―ク間のドライブ
DC-3墜落現場
ヴィ―ク到着

はじめに

アイスランドの首都レイキャビク周辺(ブルーラグーン、ゴールデンサークル)を観光した私たちはヴィ―クに行きました。

ヴィ―クとは、レイキャビクから東に200km程度進んだ所にある村です。人口を調べましたが300人でした。私たちがヴィ―クを訪れる目的は氷河が生み出した氷の洞窟の探索ツアーに参加する事です。

また、人工の光が少ないと考えられることから、オーロラや星の写真を撮ることも目的の一つでした。本記事はレイキャビクではなく主にヴィ―ク周辺の記録となります。

初めに所要時間を記しておきますと、

レイキャビク(アイスランド首都) ー ヴィ―ク:2時間半~3時間(約200km)

でした。

途中に交差点は殆ど無く、制限速度も90km/時の区間が多いため運転はしやすいです。しかし一部の区間で道路に雪が残っていたり、凍結していたので上記の時間がかかりました。夏であれば、もう少し早く着きそうです。

ハットルグリムス教会(Hallgrímskirkja)

レイキャビクを出発する前にハットルグリムス教会を訪れました。レイキャビク市街で目立つ建物です。アイスランド全体でも一、二を争う高い建物なのではないでしょうか?

教会の正面の写真を撮ることを試みましたが、幅が広く、広角レンズでも全体を写すことは困難でした。教会の入場料は無料で1000アイスランドクローナ(約850円)を支払うと塔の上の展望台まで行くことができました。

展望台からレイキャビク市街を一望できます。周りに高い建物がなく、とても見晴らしがよいです。入場料は少し高いと感じましたが、それでも充分登る価値はあると思います。

正面から教会を見た時の会話
私「ポケモンジムのような見た目だな」
友人「正規分布みたいだな」
皆さんは何に見えるでしょうか?

奥まで進んで入口を振り返るとパイプオルガンがありました。

展望台からの眺め、首都レイキャビクを一望できます。

レイキャビク~ヴィ―ク間の移動について

私たちは氷の洞窟ツアーに参加するためレイキャビクからヴィ―クまで移動することになりました。

移動日の朝、レンタカー会社から「今日は天気が悪いから気を付けてください」と注意喚起のメールを受信し、気を引き締めます。吹雪を心配し天気予報を確認しましたが、私たちが通るアイスランド南部はそこまで天気が悪くなく一安心しました。しかしながら南部といえども、この日は雪により国道1号線の一部区間が通行止めで迂回する必要がありました。

国道1号線の一部区間は通行止めになっており、入り口(写真左側)にはパトカーが置かれていました。

多くの区間で除雪はされていましたが雪が少しある区間や凍結している区間もありました。注意深く運転。

助手席から見た風景、晴れと雪の境目が見えます。

途中でDC-3墜落現場(後述)および昼食休憩のための停車を除いて特に寄り道はしませんでした。適当に友人と交代しつつ運転。

DC-3墜落現場

私たちはヴィ―クへの道の途中にあるDC-3墜落現場に立ち寄りました。レイキャビクから東へ2時間程度進むと着きます。DC-3とは飛行機の事ですね。昔に墜落した機体がそのまま放置されています。非常に興味深く沢山写真も撮りましたが、何故これを観光地にしようと思ったのか…
墜落現場まで車でアクセスできる道はないため、立ち寄る際には駐車場に車を停めた上でバスまたは徒歩での移動になります。地図上では駐車場から近くに墜落現場があるとのことでしたが、寒いためバスを利用。バスはインターネットから事前予約および支払ができました。少なくとも冬期に関しては徒歩ではなくバスを利用することが賢明であると私は感じました。
バスの運賃は駐車場~墜落現場往復で約2000円でした。
徒歩よりバスが良いと感じた理由は以下の通り。
・駐車場から墜落現場は意外と遠い
・道はなく砂利(おそらく火山由来の細かい石)で歩きづらい
・風が強く(海が近いため)非常に寒い
以下、DC-3墜落現場の写真。外から見るとこのような感じです。かなり傷んでいるようにも見えます。

野ざらしです。

機体の前方

機体後部より前方を見る。多くの部分で床がありませんでした。

コクピット周辺もボロボロです。
またバスはこんな感じです。非常に大きなタイヤが何個もついた巨大な車体です。この車体からも道の悪さおよび徒歩でのアクセスの厳しさが想像されます。

ヴィ―ク到着

墜落現場を経て少し進むと、ヴィ―クに到着です。ヴィ―クに到着した私たちは速やかに酒屋へ。アイスランドでは何度かスーパー・コンビニで酒の購入を試みましたが、ほとんど売られておらず片隅に陳列されているビールも度数が低いものしかありませんでした。

私たちは不思議に思っていましたが、どうやらビールほか酒類は国営の酒屋(Vinbudin と呼ぶそうです)にしか売られていないようです。ご当地ビールを飲みたい私たちは酒屋でビールを購入。Vinbudinの営業時間は決められているため、深夜にフラッと缶ビールを買いに行けないところが辛いですね。

ただ飲食店では、お酒が提供されているところも沢山ありました。アイスランドの人たちはVinbudinで買いだめするか飲食店で飲むのでしょうか。

アイスランドのVinbudin、Arion bankiはアリオン銀行という銀行の名前のようです。

ご当地ビール・燻製肉で友人と乾杯
日本のビールよりも味が濃いです。ヘルシンキ(フィンランドの首都)で飲んだビールも濃かったような気がします。日本のビールの味が薄いのでしょうか、それとも私が日本のビールの味に慣れすぎて普段味を感じていないだけなのでしょうか。

以上がレイキャビク~ヴィ―ク到着までの記録となります。次回は氷の洞窟ツアーについて記します。

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