はじめに
ブルーラグーンを楽しんだ翌日はアイスランドの一大観光地であるゴールデンサークルへ行きました。上記3つの観光地を合わせてゴールデンサークルと呼ぶらしいです。アイスランドの首都レイキャビクから近い順にアルマンナギャオ、ゲイシール、グトルフォスが位置しており、私たちはこの順番で巡りました。全てレンタカーを使用しました。
各観光地への大体の移動時間を記しておきます。
・レイキャビク(アイスランド首都) ー アルマンナギャオ:約50分
・アルマンナギャオ ー ゲイシール:約1時間
・ゲイシール ー グトルフォス:約15分
雪原を快走
アルマンナギャオ(Almannagja)
レイキャビクから車で約50分ほど東に進むとアルマンナギャオに到着。アルマンナギャオはユーラシア大陸プレートと北米大陸プレートの広がる境界のようです。高校の時に「地球の表面は複数枚のプレートと呼ばれる岩盤に覆われており、それぞれが少しずつ移動している」と勉強したことを思い出しました。地殻変動の影響を強く受けていているアイスランドならではの興味深い場所でした。
写真左の山地が北米大陸プレート、右の平原がユーラシア大陸プレートのようです(がハッキリとした境界を見つける事ができず、今一つ実感が湧きません)
駐車場の近くにはビジターセンターがあり中には博物館があり情報を収集することができます。この地域は世界初の議会が開かれた地域のようです。歴史的、地質的にも興味深い場所でした。
ゲイシール(Geysir)
アルマンナギャオから約1時間走るとゲイシールに到着。私たちがここを訪れた理由は間欠泉を見る為です。ここにはゲイシールとストロックルと呼ばれる2つの間欠泉がありました。ゲイシールはかなり大きな間欠泉ですが噴出は1日に3回程度のようです。一方のストロックル間欠泉は5~10分に1回噴出するらしく、こちらの間欠泉の噴出の撮影に挑戦しました。何の前触れもなく突然、ドーンと熱湯を噴き上げるので驚きました。頻繁に噴出してくれるので噴出の様子を撮ることは難しくはないです。
私が撮影のためにした工夫を記しておきます。
・噴出の兆候は殆どないのでカメラを構え続ける必要がある
・そのため前回噴出した時から時間を計っておくとよい(前回の噴出から5分経過したらカメラを構えるようにしていました)
・噴出と同時に連写
以下が噴出の様子です。(天気が曇りなので背景と色が被り見にくいですが。。。)
立ち入り禁止のロープは張られていますが、それでもかなり近くまで寄ることができ、目の前でドカーンと噴出してくれます。意外と熱さは感じません。
少し遠くから見るとこんな感じです。写真の左側の人間と比較すると噴出の規模が分かりやすいかと思います。
間欠泉以外の場所でもあちこちから湯気が立ち上っていました。別府温泉みたいです。
ストロックル間欠泉の近くにゲイシール間欠泉があります。
グトルフォス(Gullfoss)
ゲイシールから車で約15分走るとグトルフォスに到着。ここまで来ると、なかなか奥地に来たなという感じがします。この滝には1段目と2段目があり、滝の一部は凍っていました。展望台と滝の間には距離があるはずですが、水が滝壺に落ちる轟音が周囲に響いており、時々風に乗った飛沫が顔に当たります(寒いです)。この滝もまた活発な地殻変動のなせる業なのでしょうか?
滝の1段目(2段目は展望台の陰で見えない)
滝の2段目、一部が凍結していました。流れ落ちた水が地面を削り峡谷を生み出していました。
1段目と2段目
個人的にはゴールデンサークルの中でグトルフォスが一番迫力があり好きですね。
アイスランド旅行中の昼食
旅行中の昼食について記しておこうと思います。アイスランドは物価が高いため、晩は外食する一方、昼食はなるべく安く済ませることにしました。本旅行ではレンタカーを利用しましたので車の中で昼食を頂きました。昼食はアイスランドで有名なヨーグルト等の乳製品と持参したシリアルです。
旅程の消化と共に徐々に減っていくフルグラを確認することができます。
レイキャビク周辺の観光の記録は(おそらく)この記事までになります。
追記(2020年4月9日)
アイスランド旅行中に食べていたskyrが2020年3月末より日本でも発売されたようです。
味はほとんど同じでした。こってりした食感も健在。
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