海釣り(@大阪湾・西宮ケーソン&南芦屋浜)

釣り
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この記事の内容
大阪湾での海釣り

先日の若狭湾の釣りでアジなどの魚を大量に釣り,味をしめたので同じメンバーでもう少し大きいアジを釣るべく大阪湾に繰り出しました.

釣る時間帯に関しては今回は友人の提案で夜明け前に出発→早朝から釣り→昼すぎ解散という行程です.一般的に日の出前後&日の入り前後が釣りやすいとのことなので,今回は日の出前後の時間帯で釣りに挑戦します(やはり釣りは体力勝負…)

場所については調べた結果,大阪湾で少し大きなアジが釣れそうとの結論に至り西宮付近で釣りをすることにしました.アクセス良いですし.私はとりあえずサビキ仕掛けでアジを釣り,ある程度釣り上げたら根魚にも挑戦してみようと適当に仕掛けを購入.

釣りについて

西宮ケーソン

非常に長い堤防でトイレへの距離が非常に遠いので注意

早朝の西宮ケーソン.長い堤防で多くの人が釣りを楽しんでいました.

早朝に着きましたが既に多くの釣り人たちがいました.釣り経験者の友人曰く「太刀魚を狙っている人が多くいるけれど,日が昇れば撤収し始めるはず」とのことでしたが,友人の予測通り少しずつ人が撤収していきます(それでも多くの人が釣りをしています&家族連れが増えてきます).

とりあえず長い堤防の中間地点付近から堤防の内側に向かって糸を垂らします

しかし全然釣れない…

友人は根魚を狙っていましたが根魚もいる気配がないとのこと
おかしい…

ということで堤防の先端付近へ移動し外洋側に向かって引き続きサビキ仕掛けで釣りを開始

おかしい…

全く釣れない…

釣りの時間帯(タイミング?)が悪かったのでしょうか,全く魚が釣れません(というか魚の気配も感じないです).周りの釣り人も釣れている雰囲気はそれほどありませんでした.釣り経験者の友人も「サビキでここまで釣れないのは割と珍しい」とのこと

魚が全然釣れず西宮ケーソンからの撤収を決めますが,エサのオキアミがまだ1kgほど残っていたので近くの釣り場へ移動します
早起きして何も釣れないとなると体力的な疲労に加えて精神的な疲労も重なりました

南芦屋浜

このままでは終われないッ…!!と我々は余らせたエサを手にぶら下げ南芦屋浜までやってきました.家族連れに人気のスポットらしく多くの子供たちが釣りを楽しんでいた他、サヨリを釣っている人もいました.イワシが釣れている人たちの近くでとりあえず糸を垂らします.

仕掛けはエサのエビが残っているので全員サビキ仕掛けです
仕掛けを海に投入してほどなくイワシがつつく感触が伝わってきます
引き上げるとイワシがかかっていました

やった!ボウズ回避!

イワシはアジより激しく暴れるような印象を抱きました.アジよりも駆け引きを楽しめるような気がします.激しく暴れるため針に掛かっても海に落下してゆくイワシもいました.もったいない…

暴れ続けるイワシですが、お陰で良かったことも2つありました.

まず1つ目は暴れるので針を外そうとしなくても勝手に針が外れ地面に落下してくれることです.
アジのときは一匹ずつ手で外していましたが,イワシは勝手に外れてくれるのでラクです(特に複数匹同時に釣り上げたとき).
2つ目は地面に落ちても暴れ続けるため鱗がどんどん剥がれていくことです.釣り上げた後、しばらく暴れさせておくことで調理の時に鱗を剥ぎ取る手間を少なくすることができます.

アジとの違いを感じつつ、とにかく余っていたエサを消費したかった我々は贅沢にエサを撒きイワシを釣りまくります.

夢中でイワシを釣っていると,近くで釣りをしていたオジサンが,
私もう帰るんだけど,エサが余ったのであげるよ
と言って我々にエサをくれました

潤沢なエサを手にした我々はここから
仕掛け投入→イワシを釣り上げる→仕掛け投入→…を忙しく繰り返すボーナスタイムに突入!!

暴れて針が外れがちなので素早く陸に引き上げることを心掛けました

しばらく続いたイワシボーナスタイムでしたが、ついに周りの人も含め釣れなくなる瞬間がきました
回遊魚の為,群れが別の場所へ移動したのではないかと釣り経験者の友人の分析.餌も丁度なくなったのでここで納竿です.

この日の3人の釣果

👏イワシ👏

約1時間続いたイワシボーナスタイムの間に3人で70~80匹くらいのイワシを釣りました.西宮ケーソンの釣りでは厳しい結果でしたが、南芦屋浜では沢山釣れたのでホッとしました.

持ち物

前回の反省から色々と準備していきました.本来は釣具屋で買うのが良いと思いますが、節約するため100均で買えるものは100均で購入しました.以下に持参した道具を記しておきます.

今回は保冷用の箱は用意していなかったので釣り上げた魚はバケツに入れました.
また魚は各自が持参した保冷バッグに入れて持ち帰りました.

持参したもの(個人) 

※青字は100均で購入したもの
・のべ竿
・リール付き竿(10年以上前に購入したものを押し入れから発掘)
・バケツ(釣具屋で580円)
・道糸
・仕掛け
・懐中電灯
・ウェットティッシュ
・タオル
・保冷剤(魚を締める&保冷)
・保冷バッグ
・ハサミ
・ラジオペンチ(針を外す用)

釣りに使えそうなものを買うべく久しぶりに100均に行きましたが品揃え充実していました.本格的に釣りをするなら心許ないですが、私のような初心者にはちょうど良いです.また今回の釣行でバケツを購入しましたが非常に便利でいきなり活躍してくれました.

持参したもの(共用)

エサ虫 (300円分)&オキアミ(3kg)
前述しましたがオキアミはエビの大きさが大きくサビキ仕掛けのカゴに詰めるのに苦労しました
前回の釣りで使用したアミエビの方がカゴに詰めやすいです

あると良かったもの

・おやつ
早朝の釣りは途中でお腹が減りますので、おやつがあると良いですね.手が汚れるので個包装されてるものが良さそうです.
かなり装備が充実してきました
今回ついに購入したバケツ&古いリール付き竿(ボロのつりざお)を持参しましたがどちらも活躍してくれました

調理編

釣れたイワシは持ち帰り、揚げ物と生姜煮にしました.調理に関して、下処理はアジよりもイワシの方がラクでした.アジはゼイゴを取らなければ行けない上、内臓も手で取るのは少し手間でした.しかしイワシはゼイゴがなく、鱗も釣り上げたときに暴れてほとんど剥がれ落ちているので軽く洗うだけで良かったです.また内臓を取り出すのも頭さえ落としてしまえば手で簡単に取り出せるので非常にラクでした.

イワシの場合は頭を落とす時だけ包丁を使えば(頑張れば手でもいけます)、あとは手で下処理可能です.魚としてどうなの?弱すぎでは?となるくらい捌きやすかったです.

以下完成した料理

調理を開始してから卵を切らしていたことに気付くという致命的ミスを犯した割には美味しくできました.とれたて揚げたては美味です.

また生姜煮は生姜を入れる量が少なく、普通の煮物になってしまいました.前回の煮付けの反省を活かしそうと味見はしたのですが、出汁の味に集中するあまり生姜の味を確認するのを忘れていました.おかげで出汁は染みており煮物として美味しく頂きました.

あれだけ捌きやすかったイワシですが身はちゃんと詰まっていました.少し小骨があるので気になる場合には予め取り除いておくor長時間煮込んで柔らかくするなど工夫すると良さそうです.今回はパリパリとそのまま食べました.カルシウム補給です.

反省点

早朝の釣りは体力的にシビア

今回は夜明け前に行動を開始しましたので、昼前くらいから疲れてしまいました.南芦屋浜でイワシを釣っているときも結構フラフラでした.前回の若狭湾での釣り(昼過ぎ~日没)と今回の釣り(夜明け~昼)を通じて、個人的には夕方から釣り→釣った魚で晩御飯という流れが体力を要求されないので好みです.ただ釣りたい魚や同行者とのスケジュール調整もあるのでそれら次第でもあります.

釣る場所を変えてみる

今回の釣りは西宮ケーソンで全然釣れない→南芦屋浜に移動しイワシ大漁でした

魚が全然釣れないときは精神的に参りそうになりますが、めげずに思いきって場所を変えてみるのがいいのかもしれません.今回はエサが余っていたので半ば仕方なく(?)場所を変えましたが、「思いきって場所を変えてみる」というのは今後の釣行に生かせそうです.

仕掛けについて

今回の釣りは前回の釣りの反省を生かし、「サビキ仕掛けで一定数のアジ、イワシなどの小魚を釣る→投げ釣りの仕掛けで少し大きめの魚を釣る作戦」でいきました.しかしサビキであまりにも釣れなかったので投げ釣りの仕掛けを使うことはありませんでした(こんなはずでは…)

投げ釣りの仕掛けは次回以降に持ち越しですね

エサについて

今回は餌として虫とオキアミを購入しました私はずっとサビキ釣りをしていたので虫餌は使いませんでした.オキアミはエビの大きさが大きく、サビキ仕掛けのカゴに詰めるのに苦労しました.アミエビの方がカゴに詰めやすいと思います.

竿について

写真にも写っていますが今回は、のべ竿とリール付きの竿を持参しました
のべ竿はいつも通りサビキ仕掛けで活躍(するはずでしたが西宮ケーソンで全く釣れなかったときに使用を諦めました)

リール付きの竿は10年以上前に購入したもので伸ばすと3mくらいになります(押し入れをゴソゴソしていたら出てきました).おそらく初心者用の安物ではないかと睨んでいます.ちょっと重いです.それでもリール付きの竿は、糸を収納できるのでサビキ仕掛けに餌を詰めるときなどごちゃごちゃせず良いですね.また、のべ竿より作りがしっかりしているのか、1度に何匹も暴れまわるイワシを釣り上げてもびくともしませんでした.これなら、大きい魚が掛かっても安心です(そんな日がいつか来るのだろうか).しばらくはこの竿でリールの扱い方に慣れたいと思います.もっと軽い竿が欲しくなったり、この竿が破損した場合には新しい竿を買うことになりそうです.

感想

早朝の釣行は疲れが大きかったです.何回か行くうちに慣れるのかもしれません.

道具に関して少しずつ充実してきました.道具が揃うとまた釣りに行きたくなりますね.今使っている釣竿は少し耐久性が不安なので初心者用の釣竿をちょこちょこ調べていきたいと思います.

あと大きな魚が釣れる日を夢見て魚の捌き方め勉強したいですね.

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