この記事の内容
お札と切手の博物館
飛鳥山公園(北区飛鳥山博物館・紙の博物館)
王子神社
本記事は王子駅(東京都)周辺を観光した際の記録です。関西にも王寺駅がありますが、東京の王子駅とは漢字が異なりますね。
はじめに
王子駅の位置を示しておきます。
東京駅から王子駅へはJR京浜東北線で約20分でした。
お札と切手の博物館
王子には国立印刷局の工場がありますが、その傍らにある博物館を訪れました。博物館では、紙幣の偽造防止対策が紹介されていました。普段何気なく使用している紙幣ですが、すかしの技術の凄さ、超微細な線を印刷する技術など、多様な技術が組み合わせられていることを学びました。
1億円の重み体験コーナーもありました。結構重い…!
また、2024年7月からの新紙幣の紹介コーナーもありました。なぜ新しいデザインに変えるのだろう?手続きとか設備準備するの大変なのでは…?と思いましたが、長期間同じ紙幣を使っていると、技術の進展により偽造されやすくなるため、新しい偽造防止技術を取り入れた新紙幣を発行するとのことでした。
「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉もあるように、お金の信用を守り続けることが大切と感じるとともに、それには多大な労力がかかることを知りました。
飛鳥山公園周辺を散策
飛鳥山公園
王子駅の南側にある飛鳥山公園を訪れました。飛鳥”山”公園とある通り、小高い丘の上に公園があります。公園へは階段のほか、小さなモノレールで登ることもでき、子どもを連れた家族で賑わっていました。
北区飛鳥山博物館
飛鳥山公園内には複数の博物館がありました。
北区飛鳥山博物館では、北区の歴史に関する資料が展示されており、縄文時代の土器や貝塚に関する資料のほか、近世(江戸時代)についても充実した展示内容でした。その土地の気候や歴史等を紹介する郷土資料館のような感じでした。
紙の博物館
北区飛鳥山博物館の隣にある紙の博物館にも訪れました。古今東西の紙の技術が展示されていました。
回収された古紙がどのようにリサイクルされているのか知ることができました。やはり同じ紙を何度もリサイクルしていると繊維が傷んでくるのですね…。そのためリサイクルの際に、新しい紙の繊維を混ぜ、紙の品質を確保することもあるようです。
また、王子・紙…で思い浮かぶのは製紙会社:王子製紙ですが、やはり会社名は地名が由来のようです。(名前が格好良くて羨ましい…。)
王子神社
王子駅すぐ近くにある神社に訪れました。神社は都会の中にあっても木々に囲まれて静かなので私は好きですね。
大きなイチョウが有名らしく、先の大戦で多くの木々が焼ける中、生き残ったとのことでした。
感想
東京都内はショッピングやグルメを楽しめるのはもちろん、様々なジャンルの博物館がある点が良いですね。人間が多く集まる場所には文化が生まれ、博物館が建つのでしょうか。
博物館はレストランやお店と比べて空いていることも多く、興味のある展示をのんびり見ることができるので好きですね。
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