はじめに
本記事は東京旅行の記録です。東京といっても、今回の旅行の目的地は八丈島!です。これまで東京都の島嶼部には何度か訪れていますが、八丈島に訪れるのは今回が初めてです。本旅行では夜行フェリーを利用し、2泊4日で八丈島を満喫しました。
ちなみに過去に訪れた東京都の島は「父島(小笠原諸島)」「神津島・新島(伊豆諸島)」です。
八丈島へのアクセス
まず八丈島の位置を示しておきます。
八丈島へのアクセスは船と飛行機の2通りがあります。
本旅行では往路は船・復路は飛行機を利用しました。
交通手段 | 所要時間 | 航路 | 便数 運航会社 | 運賃(円) | 備考 |
飛行機 | 約1h | 羽田 ~八丈島空港 | 1日3便 全て全日空 | 20,770 | 運賃は本旅行時に支払った金額 |
船 | 約10.5h | 東京竹芝桟橋 ~八丈島 | 1日1便 東海汽船 | 13,050 | 東京竹芝桟橋→八丈島(夜行便) 特2等室を利用 運賃は本旅行時に支払った金額 |
こうしてみると飛行機の速達性が際立ちますね。
ただ今回の旅行で利用した夜行便(東京竹芝桟橋→八丈島)では、眠っている間に八丈島に到着するため船旅もオススメです。
※なお八丈島→東京竹芝桟橋は昼行便です。(本旅行では時間を有効活用するため、復路は飛行機を利用✈)
旅行の動機
旅行の動機については、冒頭に記した過去記事にもあるため簡潔に記しておきます。
- 繁忙期でも大混雑が起こりにくい
- 国内の有名観光地をたくさん訪れたことで離島に興味・関心が移行
特に1つ目に関してですが、アクセス手段が飛行機または船に限定される離島では、観光客の集中が起こりづらいと考えました。本旅行でもこの予想は当たり、八丈島滞在中に混雑に悩まされることはありませんでした。ただし島へのアクセス手段や現地の宿泊場所については、早めに予約する必要がありますね。
八丈島内の移動手段:レンタカー
八丈島内はレンタカーで巡りました。レンタサイクルという手もありましたが、意外と島が大きいことや、展望台等を巡るのであれば高低差がキツいと考え、レンタカーを利用しました。
後編の記事でも記しますが、展望台など標高が高く、見晴らしの良い場所を巡るのであれば、レンタカーがオススメです。私は運転経験がないため利用しませんでしたが、原付バイクを借るのも良いかもしれません。
東海汽船 橘丸 特2等室 乗船記録 (東京竹芝桟橋→八丈島)
八丈島行きの客船は東京竹芝桟橋から出ます。
竹芝桟橋は、東京の島嶼部へ遊びに行く際、いつもお世話になります。
ちなみに今回は利用するのが久しぶりだったため、誤って日の出桟橋へ行ってしまいました。幸い竹芝桟橋と日の出桟橋は近く、歩いて移動できたのでセーフ。皆様も気をつけましょう。(東京島嶼部に遊びに行く際、いつもお世話になっているのに間違えるなんて…)
本旅行で乗った船はこちら↓
東海汽船の橘丸です。竹芝桟橋を出港後は船内を探検。シャワールームやレストランなどの施設を巡りました。自動販売機コーナーが充実しており、レストラン営業時間外でも軽食をgetできるのは良いですね。
船内探検や甲板でレインボーブリッジ見物したりしていると、消灯時間となり夢の中へ…zzz
今回利用した座席は特2等室で二段ベッドでした。カーテンを閉めれば個室の空間となります。座席毎に電源・100円硬貨返却式のロッカーも付いておりコスパ◎です。雑魚寝となる2等室と比較すると快適です。
翌朝未明、八丈島近海で船の揺れが大きくなり起床👀
(地元の方によれば、八丈島近海は黒潮の影響で船がよく揺れるそうです。)
やや船酔い気味で八丈島・底土港に到着!
底土港旅客船ターミナルは綺麗でした。
八丈島観光の記録
本旅行ではレンタカーを借りて島内を散策しました。
実際に訪れて抱いた印象ですが、八丈島は
①北部の八丈富士
②南部の三原山
③2つの山に挟まれた市街地
で構成される島という印象。
本ブログでは、訪れた場所を北部(八丈富士周辺)、中部(市街地周辺)、南部(三原山周辺)に分けて整理し、本記事ではそのうち中部(市街地周辺)について記します。
八丈島中部(市街地周辺)
八丈ビジターセンター・八丈植物園
市街地にあるビジターセンターにて八丈島に関する情報を収集。島の成り立ちや生息する動物について詳細な説明がありました。ビジターセンターの敷地内には植物園があり、カカオ等の南国の植物が育てられていました。南の島の雰囲気をたっぷり味わうことができました。
また、キョン飼育施設がありました。キョンを見るのは初めてでしたが、小さいシカのような見た目で可愛いです。芝生に座り込んでくつろいでいました。
八丈島歴史民俗資料館
八丈島の歴史・文化を知るために資料館を訪れました。訪れた時は、本館はリニューアルオープンに向け閉館中…。展示を見れなくて残念…と思いきや、東京都八丈支庁の展示ホールにてオープンしていました。入館料は100円でした。むちゃ安い。
島流しの場所として使われた八丈島では、流された人達が伝えた文化や技術により、島の暮らしが変化したことが紹介されていました。同じく島流し先として使われた佐渡島と似た雰囲気を感じます。
優婆夷宝明神社・玉石垣
市街地西部にある神社を訪れました。成立の時期は不明であるものの、過去の記録を遡ると1000年以上の歴史があるとのことでした。他に観光客もおらず静かで落ち着いた雰囲気でした。
境内には立派なソテツがありました。暴れ狂うように生えるソテツからは力強さと迫力を感じます。
神社周辺には玉石垣と呼ばれる石垣がありました。その名の通り、玉のような丸い形状の石が隙間なく積み重ねられています。この積み方…六方最密充填構造に見えなくもない…。
抜舟の場
島流しされた人々が、八丈島を脱出するため舟を出した場所を訪れました。
場所は底土港の近くですが、ほとんど観光地化されておらず、ひっそりとした雰囲気です。
海風が気持ちの良い場所でしたので、八丈島滞在中は毎朝スーパーでサンドウィッチを調達し、ここで食べていました。(朝食の写真は撮ったのに、抜舟の場を撮ることを忘れてしまった…。)
以上が八丈島旅行記録の前編です。
後編につづく。
後編では、北部(八丈富士周辺)や南部(三原山周辺)を観光した際の記録、旅行の総括(旅程・旅費)等を記します。
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