この記事の内容
偕楽園・弘道館
牛久大仏
石切山脈
博物館・資料館巡り(@つくば)
本記事は先日の茨城県旅行記録です。本旅行では偕楽園や牛久大仏等のメジャー観光地と、つくば海軍航空隊記念館や予科練平和記念館など、やや行く人が少なそうな(でも個人的には興味のある)観光地を訪れました。
本記事は前者の観光地を訪れた際の記録です。
偕楽園・弘道館
水戸市にある超有名観光地。
以前から茨城県に行く機会があれば是非訪れてみたいと思っていました。
というの兼六園(金沢)、後楽園(岡山)には既に訪れたことがあったからですね。
今回の旅行で日本三名園をようやく制覇です。
(ただ何故か強く印象に残っているのは高松市の栗林公園だったりしますが…)
偕楽園には好文亭と呼ばれる建物があり公開されていました。
詩歌などを楽しむ場所だったようです。
わたしが訪れた時は夏でしたが、偕楽園は冬の梅まつりが有名だそうです。風流だから梅を植えた…と思いきや、梅干しは非常食として有用であることも植えた理由の1つだそうです。賢い…
偕楽園の傍らには弘道館もありました。
弘道館は水戸藩が設置した藩校で、日本最大級の規模を誇ったようです。
弘道館の建学精神を示す石碑が納められた八卦堂。
藩内の抗争時に失われた施設もあったようです。
偕楽園と弘道館という大規模な施設を見学し、当時の水戸藩が文化的活動や教育にかなり力を入れていたことを実感しました。
牛久大仏
茨城県南部に位置する牛久市の巨大な大仏。
台座を含め高さは120m(!)あるようです。
ちなみに通天閣は108m、京都タワーは131mです。
(東京で丁度良いタワーを探しましたが、120m超のビルが多すぎてよく分かりませんでした)
近くで見ると実感しますが、めちゃくちゃ大きいです…。
拝観料を支払って大仏の中へ。
内部には展望台がありました。またお堂、ショップに加えて写経をできる場所もありました。
大仏の景観を崩さないよう、胸に細く開けられたスリット状の窓から、景色を楽しむことができました。
どうやって造ったのだろう…と思いましたが、鉄骨の周りにクレーンを用いて青銅のパーツを組んでいったようです。意外と近代的な工法でしたが、着工から完成まで約8年を要したようです。
ただただ大迫力でした。
石切山脈
御影石の産地として有名な石切山脈を訪れました。
私の場合なんとなく「鉱山とか地質とか面白そうだなー」との思いから訪れましたが、想像以上にメジャー観光地で驚きでした。ガイド付きツアーに参加しましたが、色々なメディアからの取材申し込みがあると解説がありました。確かに普段の生活では見ることができない大迫力の景色。
昔は手掘りで一生懸命掘っていたようですが、近年は機械化が進み、少人数で効率良く石を切り出せるようになったとのことです。
先日訪れた宇都宮近郊で採掘されている大谷石と比べると、ずっしりと重く硬いのが特徴とのことです。
硬い分、加工するのは大変そうです。
博物館・資料館巡り(つくば)
つくばには研究機関が沢山あるイメージでしたが、実際にそうでしたね。一般人にも開放されている資料館や博物館を巡りました。夏休みの自由研究のネタ集めにもなりそうな良質なコンテンツが沢山ありました。暑い夏、クーラーの効いた屋内でゆっくり展示を見るのも良いですね。凄いコンテンツ力にも関わらず入館無料だったのが驚きでした。
地質標本館
日本全国から収集された岩石標本が展示されていました。
金などの希少鉱物や水晶など見ているだけで楽しく、興味深い展示物が沢山ありました。
また、日本列島の模型とプロジェクションマッピングを組み合わせ、日本列島の構造を解説してくれるコーナーもありました。これは…楽しすぎる…!
サイエンススクエアつくば
先に記した地質標本館の傍らにも一般公開されている施設がありました。
ここでは様々な分野の最新技術が紹介されていました。
個人的に印象に残ったのはスピーカーになる特殊な布ですね。この布で作られたテントが大きなスピーカーとして音を出していたことに驚きました。
音が出る服とか作れたりするのかな。
スペースドーム
先ほど記した2つの博物館から少し離れた位置にある、宇宙に関する展示館を訪れました。
やや距離はありますが徒歩でも移動できます。
個人的に印象に残ったのは「きぼう」日本実験棟の模型ですね。
こんな大きなものが空に浮かんでいるとは…
日本がこれまでに開発してきたロケットの模型も展示されていました。
訪れたどの施設も知的好奇心が満たされる楽しい施設でした。
コメント