はじめに
お久しぶりです。また更新をサボっておりました。
本記事は、先日実施した古いノートPCにメモリを追加した時の作業内容について、備忘録として記したものになります。なおメモリ追加の際には自己責任でお願いします。
結論
結論は、
- メモリが4GB→8GBに増強された
- メモリ増強前と比べて固まることが極端に減少
- Visual Studio Code、Anaconda、Chromeを開いてもフリーズしなくなった(これがとても嬉しい)
- 純粋な計算速度を追求するならば、高性能のCPU・GPUを搭載したデスクトップPCを購入する必要がありそう
対象のノートPC:Panasonic Let’snote CF-SX3
今回、メモリを追加したパソコンはPanasonicのノートPCです。もう何年も前に購入し、ずっと使い続けているPCですが今でも元気に動いており、その堅牢性に感心しています。
メモリ増強の動機
そんなLet’snoteですが、使い続ける中で以下のような問題が発生してきました。
- インターネットサーフィン中に沢山のページを開くとカクカクする。
- エディタ(Visual Studio Code)とAnacondaとChromeを同時に開くとカクカクする(しばしば固まって動かなくなってしまう)
特に2つ目の問題は私にとって切実でした。私は現在プログラミング(の中でも特に人工知能の一種であるニューラルネットワーク)を勉強する際、Visual Studio CodeとAnacondaを使っていますが、プログラミングの勉強を進める中で、分からない箇所が当然出てきます。そんな時は分からない箇所をインターネットで調べたり、良い参考書が売られていないか検索するのですが、毎度毎度パソコンがフリーズするような状況が続き、悩んでいました。
上記の状況に陥る中で、もうこのPCも古くて限界なのかもしれない、新しいPCを買わなければならないのだろうか…と感じていました。一方でカクカクする時、PC内部がどうなっているのか興味があり、タスクマネージャーを開いて観察を続けていました。すると、どうやらメモリが足りていないらしいということが分かりました。またメモリの交換は比較的容易に行うことができ、メモリ自体も安い(数千円)ことも分かりました。
このような経緯を経て私は、使用中のPCのメモリを増強することでカクカクをサクサクにできないか、と考えました。
作業内容
ここからは具体的な作業内容ですが、あまり大した作業ではありません。一行で記すと「裏側の小さな蓋を開けてメモリを挿し込み蓋を閉じる」です。新しく取り付けたメモリは4GBです。使用していたPCの元々のメモリは4GBですので、この作業によってメモリは8GB(=4GB+4GB)になりました。
本記事では作業内容の備忘録という位置付けで少し細かく記しておきます。
- 対象のPCに対応したメモリを購入(私はAmazonで購入:4GBで3000円ちょっとでした)
- 念のため、PCから電源ケーブルを抜き、バッテリーも取り外す
- PCを裏返し、メモリが入っている小さな蓋を開ける(普通のドライバーで開ける事ができました)
- メモリを斜めに奥まで入れる
- 蓋を閉じる
私が作業の中で苦労した点は、しっかりとメモリを入れるところでした。作業終了後、PCの電源をつけると挿したはずのメモリが認識されておらず、焦りました。再度蓋を開け、メモリを奥までしっかり挿し込み、PCの電源をつけるとメモリを認識してくれたので一安心です。
この蓋を開けてメモリを挿し込みます。
新たに追加した4GBのメモリ(3000円ちょっとで購入)
使用感
以前より使用中に固まることが極端に減りました。Visual Studio CodeとAnacondaを開きながらChromeを使用することができるようになりました。プログラミングの勉強も捗りそうです。
たかだか3000円ちょっとでここまで変わるとは驚きました。もっと早くからしておけば良かったです。
やはりソフトの高機能化やページが充実してきている現代において、初めからPCに搭載されている4GBのメモリでは厳しかったようですね。今回メモリを増強したことで、Let’s Noteにはもう少し頑張ってもらおうと思います。
ちなみにメモリを交換しても計算速度はあまり向上しないようです。(これまで作成したLSTMモデルを実行しましたが、計算速度の大幅な向上は見られませんでした。)やはり計算速度はCPUに大きく影響されるのでしょうか。(更にニューラルネットワークに関しては、GPUの有無も計算速度に大きな影響を与えそうですね。)
さすがにノートPCでCPUの交換・GPUの追加は厳しいので、純粋な計算速度向上を追い求めるならばそれなりのスペックのデスクトップPCを購入する必要がありそうです。
コメント