氷上ワカサギ釣り(2021年)

釣り
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お待たせしました(?)久しぶりに釣りの記事です。

はじめに

先日、先輩、知人と氷上ワカサギ釣りをしましたので、その概要を記します。

今回のワカサギ釣りは前回の遊びのワカサギ釣りとは異なり、氷に穴をあける本気のワカサギ釣りです。
本当に久しぶりの釣りで出発日前日はワクワクして寝られませんでした。
気になる釣果ですが知人3人+私の4人で合計100匹(50+25+20+5)ほど釣りました。
私は20匹は釣ることができました。後述しますが上手い人と同じテントだったので、コツを教えてもらう事ができ、釣果が伸びました。釣ったワカサギは唐揚げと天ぷらにして美味しく頂きました。

当日の流れ

実施したワカサギ釣りの流れは以下の通り
4:30 起床
5:00 出発
6:00 釣りポイント到着
(途中コンビニで軽食調達)
(駐車場から釣りポイントまではソリによる荷物運搬)
6:30 氷削孔・テント設営完了、釣り開始
12:30 撤収

ワカサギ釣りも海釣りと同様、早朝がよく釣れるそうです。
今回は先輩の的確な指示により準備がスムーズ進んだことで、日の出頃から釣り開始。
参加者が私のような初心者のみであれば、準備に手間取ると思われます。

私が今回のワカサギ釣りで感じたことは釣りの快適性・釣果は道具に大きく依存するです(身も蓋もありませんが)

ワカサギ釣りのコツ

今回の釣りで先輩から教えてもらったコツ(?)を忘れないために以下に記しておきます。

アワセが重要

アタリ(=竿先が揺れる)瞬間に素早く引き上げ、確実に針をワカサギの口にかける

タナが重要

ワカサギがいる水深に仕掛けを入れる。事前にHPやSNSなどで、どのあたりの水深にワカサギがいるのか情報収集すると良さそう。今回は湖底に沢山いました。

エサのつけ方(要検証)

針先が見えるように餌をつける。虫の皮に針を貫通させ、ひっかけた状態で沢山釣れました。
ワカサギは口が小さいので、針先が見えなくなようなエサのつけ方をしてしまうと、針にかからなくなってしまうのかもしれません(このあたりは要検証)

ワカサギ釣りの持ち物

今回のワカサギ釣りで使用した道具を重要と感じた順に記しておきます。
・ドリル(氷に穴をあける為のもの)
・テント(風よけに使用)
・キャンプ用の椅子
・ひしゃく(穴張った氷を除いたり割る為のもの)
・ガスバーナー又はストーブ
・ソリ(子供用で良い、荷物運搬で使用)
・釣り竿(電動タイプもある)

・ヘッドライト(日の出前の作業で重宝、両手が使えるので便利)
・竿たて
・仕掛け(ワカサギ用)
・エサ
・バケツ
・スコップ(氷の上の雪を除く目的で使用)

赤字で記した道具について以下に簡単に記しておきます。大切と感じた事柄については、ここまでで記しているので、以下の長文に特に重要な情報は含まれてないです。
後半の道具は一般的な海釣りと被る又は重要度が低いアイテムなので割愛。

ドリル

結氷した湖でのワカサギ釣りでは、当然ですが氷に穴を開ける必要があります。今回は手動のドリルを使用しました。電動タイプもあるようです。ドリルにおいて特に重要な事は良い刃を使うことです。古くなっていたり錆びていたりすると硬い氷に穴を開けるのに大変苦労します。替刃は釣具屋で買えるそうです。ぐりぐりと回転させて氷に穴をあけます

テント

ドリルと同じくらい大切な装備がテントです。結氷した湖上では風を遮るものがないのでテントを張ることで風を凌ぎます。風が強いだけなら、海釣りと同じじゃないか、と思われるかもしれないですが、問題は風が非常に冷たい事です。テントを張ることで体力を温存し快適に釣りを楽しめました。

イス(キャンプ用)

ワカサギ釣りは海釣りとは異なり基本的に移動することは殆どないと思います。(わざわざ新しく穴を開けるのが面倒なため)よって椅子を持ち込むことでのんびり快適に釣りができます。氷の上に座っても良いですが冷たいので…

ひしゃく(氷を割るために使用)

氷上でのワカサギ釣りは(当たり前ですが)基本的に氷点下の時期に行うため、ドリルで氷に開けた穴は時間が経つと表面から少しずつ凍ります。したがって定期的に氷を壊したり取り除くひつようがあります。指や適当な棒でも良いですが、ひしゃくがあると便利です。それも穴あきのひしゃくだと水を切って氷だけ除去できるのでなお良し。

ガスバーナー(キャンプ用)またはストーブ

テントで風は防げるものの、いかんせん気温が低いので使用。換気のために少しテントの入り口を開けておく必要があります。使用しているときはイマイチ効果を実感できなかったものの切ると急に冷え込むので、やっぱりあった方が良いと思われます。キャンプ用のガスバーナーならコーヒーを淹れたりカップ麺を作れます。

そり(子供用でok 荷物運搬で使用)

これまで述べてきたようにワカサギ釣りでは便利な道具が沢山あります。そこで問題になるのが道具の運搬方法です。通常なら車輪の付いたカートで良いのですが、雪の上では車輪が埋まってしまいます。

このため私たちはソリを使って運搬しました。ソリといっても大げさなものではなく、ホームセンターで売っているような子供が遊ぶための小さなソリです。テントやドリル、その他諸々の道具をソリに載せ適当な紐で縛り、引きずって運搬しました。私は先輩から「運搬にはソリを使う」と聞かされたとき、その発想に驚きましたが確かに合理的でした。

私はソリに対して子供が遊ぶ為の道具という印象を抱いていたので、この使用方法は意外でした。運搬のためにソリを使用

釣竿(電動タイプあり)

ワカサギ釣りにおいても海釣りと同様、操作しやすい釣り竿を使用することが重要です。具体的には竿はなるべく短くコンパクトなものが操作しやすいと感じました。そして、これもまた海釣りと同様、信頼性の高いリールを使用することも重要です。先輩はさらに一歩先へ進んで電動リールを使用していました。仕掛け投入と巻き上げを自動で行う様子を見ていましたが、とても快適そうでした。魚との駆け引き(アワセ)に集中できるのが良いですね。

調理編

釣ったワカサギは塩もみした後、唐揚げと天ぷらにしました。塩もみのお陰が全く臭くなく美味しかったです。唐揚げが美味なのは当然として、塩をかけただけの天ぷらもあっさりしていて美味でした。豆アジと同様、ワカサギはサイズが小さいので、骨も気にせず丸ごと食べることができます。下処理も特に不要で調理が楽です。(中途半端の大きさのアジを大量に釣った時はゼイゴの下処理が大変でした)

感想

ワカサギ釣り経験者の先輩の指導を受けながら釣りをすることで20匹ほどのワカサギを釣ることができました。アワセと仕掛けを入れる水深、エサのつけ方が大事だと感じました。出発が早朝ということで眠い&寒いですが、途中からそれらを忘れるほど夢中になりました。海釣りとは異なり、淡水なので道具がベタつかないのが良いですね。また気温が低いので釣った魚が傷まないのも良いです。機会があれば、また挑戦したいですね。

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