本記事の内容
国会議事堂
チェックポイント・チャーリー博物館
イーストサイドギャラリー
ドイツ歴史博物館
前回の記事ではベルリンの壁(冷戦時代)以外について記しました。本記事ではベルリンの壁関連についてメモしておきたいと思います。
国会議事堂
ベルリン市街地にある国会議事堂を訪れました。
入場は無料でしたが予約制で、事前に保安検査がありました。
私は屋上のガラス張り部分のみ入りましたが、議事堂内の見学ツアーもあるようでした。
入場の事前予約はHPから可能で、出発前に日本からしていきました。
第二次世界大戦時には激しい戦闘が行われ、最終的に勝利したソ連軍の赤旗が掲げられた写真は有名ですね。(ライヒスタークの赤旗ですね。)
チェックポイント・チャーリー博物館
かつての東ベルリンと西ベルリンの境目に設置されていた検問所が復元されています。
また、その近くにはベルリンの壁に関する博物館がありました。博物館では、人々がどのようにして壁を乗り越えようとしたのか詳細に記載されていました。トンネルを掘って下からくぐったり、気球を作成して上空から越えたり様々な工夫・苦労が紹介されていました。またロシアとウクライナの戦争で市民の避難に使われた自動車も展示されていました。
博物館では取り壊されたベルリンの壁の欠片が、お土産として売られていました(そこそこの値段でした…)。
イーストサイドギャラリー
市街地に残されたベルリンの壁にアート作品が描かれていました。
今はランニングする人もいたり公園なような雰囲気ですが、当時はもっと殺伐とした雰囲気だったんだろうなぁと思います。壁のすぐ横には川が流れており、これらを越えていくのは大変困難だっただろうと容易に想像できます。
実際にベルリンの壁を注意深く観察していましたが、作り方が気になりました。
ベルリンの壁に継ぎ目が沢山あることから、現地でコンクリート打設し壁を構築したのではなく、工場で生産した壁(二次製品)を現地に設置し、壁同士の隙間はセメント等で詰めたと思われます。継ぎ目の間隔の狭さから、コンクリートの打ち継ぎ目ではないと思いました。また、壁構築時の状況を想像すると(東ベルリンから西ベルリンへの人の流出を止めるため)一刻も早く壁を設置したいはずで、施工の高速化(=現場コンクリート打設ではなく工場生産された二次製品の利用)が図られたのではないでしょうか。
この推測どこまで当たっているのでしょうか、、、
壁は意外と薄かったです。このコンクリートの薄さは現場打設ではなく、工場で製作された二次製品のような気がしますね。
ドイツ歴史博物館
訪れた時は主にドイツの近代史に関する展示会が開催されていました。印象的だったのは、第二次世界大戦と同じくらい冷戦に関する展示が充実していたことです。日本の博物館では冷戦について、ここまで詳細に解説することは少ないと思います。ドイツの人々の冷戦に対する興味関心の高さを感じました。国土や首都が政治的理由で分断された歴史は、人々の心に今もなお大きな影響を与えていると感じました。
ベルリンでの食事
ドイツを代表する料理のひとつであるハンバーガーを食べました。メニュー表を見て値段は少し高めだと思いましたが、サイズが大きく食べ応えがあります。
パティが分厚く歯ごたえがありました。チーズも美味。
ビールも飲みました。日本のビールよりも薄味でスッキリとした味わいでした。私は日本よりもドイツビールの方が飲みやすく感じました。
旅行中にドイツ料理を何度か頂いた上での感想ですが、料理の味付けは濃い目である一方、ビールの味は控えめで飲みやすいと感じましたね。
ベルリンでの宿泊
ベルリンではカプセルホテルに宿泊しました。
理由は下記の2点です。
・旅行準備が遅くコスパの良いホテルが埋まっていたこと
・海外のカプセルホテルに対する興味
正直あまり期待していませんでしたが、実際に泊まってみると意外と快適でした。カプセル毎にしっかり施錠できるのが良かったですね。ヨーロッパでも日本と同様、大都市部でカプセルホテルに対する一定の需要があるのかもしれません。
ベルリンを後にして次はフランクフルトへ向かいました。
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