テナガエビ釣り@荒川

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この記事の内容
荒川でのテナガエビ釣り

本記事は久しぶりの釣りの記事です。
サムネイルを分かりやすく釣果(調理済)にしてみました。
先日、荒川で友人と釣りをしました。

はじめに

今回の釣行のターゲットはテナガエビです。
テナガエビは、川に生息する大きさ10cm前後のエビで、梅雨頃になると増えてくるそうです。唐揚げにすると美味しいらしい。
そういえば以前、大阪の淀川でテナガエビ釣りに初挑戦したときはボウズでしたので、今回は数年ぶりのリベンジになりますね。
その時の記事はこちら。

もはや記事タイトルが “ハゼ” 釣りになっていますが…

先に釣果を示しておくと以下の通り。

釣果(友人2人で早朝~昼の5時間 頑張った結果)
テナガエビ:2匹
ハゼ(ダボハゼ含む):12匹

リベンジ達成!!とまでは言えませんが、まずまずの釣果です。(テナガエビ全然釣れませんでしたが…) 本命はテナガエビでしたが、全然釣れない(いなかったので)途中からハゼ釣りになっていました。

場所 

今回は東京都を流れる荒川ですね。友人によれば多摩川などでも釣れるそうです。
大阪の淀川にも生息しているらしく(以前、私が挑戦した時はボウズでしたが)都会の川でも楽しめる釣りとのこと。
テナガエビは川沿いの護岸として沈められている岩の隙間に隠れていることが多いようです。
岩の隙間に釣り糸を垂らし反応を探りながらの釣りでした。

持ち物

持ち物は下記の通り。
・釣り竿(のべ竿1.8m)
・仕掛け(テナガエビ用)
・エサ(今回は白サシ)
・エアーポンプ付き容器
・バケツ
・発泡スチロール
・氷
・雑巾
・ウェットティッシュ
釣り竿については、遠くまで仕掛けを飛ばす必要はないため、2m前後が使いやすいと思います。
エサは今回は白サシを使用しましたが、あまり食いつきは良くなかったです。
エアーポンプ付き容器は、釣ったエビを生きたまま1日間泥吐きさせる際にあれば便利。
発泡スチロール・氷は釣ったハゼを締める際に使用しました。
都会の川で釣るなら、近くのコンビニ・ホームセンター等で調達するのでも良いですね。

釣果 

冒頭でも記しましたが、今回の釣果はテナガエビ2匹・ハゼ12匹でした!!

釣りを開始した時は積極的にテナガエビを狙いましたが、時間が経つと、エビが居ないことが分かり、ハゼ釣りにシフトしました。朝から昼過ぎまで友人2人で粘っての釣果ですので、イマイチかもしれません。釣り終盤でテナガエビを発見し2匹釣れたことはラッキーでした。(ただのハゼ釣りになるところでした…)
多少移動しながら釣りをしていましたが、テナガエビ全然おらんやん…

岩陰を探るも反応なし…
なんとか釣り上げた1匹

調理編

さて待ちに待った調理編です!
ハゼについては、釣った際に氷締めにして持ち帰り、頭と内臓を除去します。
釣り針を呑んでいる場合もありますので、ケガしないよう丁寧に作業します。下処理が終わり次第、天ぷらにして頂きました。身がフワフワで期待通りの美味しさでした。
(サイズ小さすぎて頭と内臓除去すると可食部が残らないような…)

テナガエビについては、1日綺麗な水道水で飼育して体内の泥を抜きます。
1日経過後の水槽の底部には黒いウンチが転がっていました。この際、エアーポンプで水中に空気を送り込んであげると、エビの生存率が上昇します。(友人曰く、エアーポンプなしだと酸欠で死んでしまうケースがあるそうです。)
エビは日本酒で締めます。ボウルにたっぷり入れた日本酒にエビ達を突っ込みます。エビが暴れる&ハサミが怖いので軍手があると作業性が上がりますね。残酷ですが、逃げ出さないようボウルには蓋をすると良いです。約30分で大人しくなりました。

エビもハゼと同様、天ぷらにして頂きました。
テナガエビを食べるのは初めてでドキドキでしたが、絶品でした。
こんな美味しい生物が都会の川の中にいるとは驚きです。
居酒屋の一品料理にありそうなレベルの美味しさです。
お洒落な表現をすれば「川海老の天ぷら」ですね。
1日しっかり泥吐きさせたのが良かったのか、泥臭さは全くありませんでした。美味しいのでもっと沢山食べたかったですね。

今回の釣りではエビが本命でしたが、ハゼ釣りにも行きたくなりましたね。ハゼのシーズンは秋ですので、もう少し待たないといけません。

以下、今回の釣行の備忘メモです。興味ある人はどうぞ。

反省

良かった点

仕掛け・装備が簡単

テナガエビ釣りの良い点としては、装備が簡単なことですね。今回の釣りでは、一般的な海釣りで使うリール付き竿ではなく、のべ竿を使用しました。糸が絡まる心配もほとんど無く、軽量・コンパクトな装備で気軽に釣りができるのが良いです。ハゼ・テナガエビ釣りは、のべ竿で気軽にできる釣りですね。海釣りでは、サビキ釣りの時に一度のべ竿を使用して、小アジを沢山釣ったことがあります。

潮の満ち引きを考慮した釣り

テナガエビは潮の干満に合わせて移動するらしく、満潮の時間を狙って釣りに行きました。友人曰く、干潮時はエビ達が沖へ移動するそうです。(今回釣りをした場所では、そもそもエビの個体数が少なく、潮の影響を感じることはできませんでしたが…)今後、エビ釣りをする際にも、潮の干満を意識して釣りをしたいですね。

悪かった点

エサ:次回はアカムシ!

テナガエビ釣りの餌にはサシ(白サシ)を使いました。
ワカサギ釣りでもお世話になるやつですね。赤く着色した紅サシより白サシの方が良いらしいです。友人によれば経験上、エビの食いつきはアカムシ一番良いそうですが、アカムシは動き回るため針に付けるのが難しく、今回は白サシにしたそうです。結局白サシも常温では元気に這い回っていましたので、次回以降は素直にアカムシを使うのが良いかもしれませんね。

時期・場所の検討:SNS等で情報収集も必要か

今回の釣りでは、なかなかテナガエビを発見することができす、釣果が伸び悩みました。
エビが隠れていそうな岩の隙間に糸を垂らしますが、全然反応がありませんでした。
場所が悪いのか、時期が悪いのかハッキリしませんが、事前の情報収集はしっかりするべきですね。SNS等も活用し、釣行前に最新の釣果情報を収集するのが重要だと感じました。

地合いの重要性

今回の釣りでは、ハゼをそこそこ釣りましたが、釣れる時間帯と全く釣れない時間帯がありました。
ハゼが見えるくらいの浅い場所で釣りをしていましたので、ハゼの顔の前にエサを落として食いついた瞬間に上げていました。
しかし朝にはどんどん掛かっていたハゼが徐々に食いつきが悪くなり、昼頃には全く反応しなくなりました。
一般的に朝と夕の”マズメ”の時間帯が重要と言われますが、ハゼ釣りでも同様かもしれません。

感想

天ぷらにしたテナガエビの美味しさに本当に驚かされました。
居酒屋で食べるエビ天と同等のクオリティでしたね。
これは友人がテナガエビ釣りにハマるのも理解できます。

また、完全に余談ですが(このブログ自体余談では、というツッコミはさておき)
-20℃近くの環境でワカサギ釣りをしている時には凍ってボロボロと崩れ、釣り針に付けるのに苦労した白サシ達が、常温では元気に動き回っていたことが驚きでした。不気味&気持ち悪く、これはこれで釣り針に付けるのに苦労しました。

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