2万円で日光・足尾銅山日帰り旅行&スペーシアX乗車

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はじめに

本記事は日光&足尾銅山を日帰り旅行した際の記録です。今回の旅行では、少し奮発して東武鉄道の特急・スペーシアXで日光を目指しました。日光到着後はレンタカーを借り、日光東照宮・華厳の滝のほか、少し足を伸ばして足尾銅山にも訪れました。帰りには日帰り温泉にも入浴し、満足度の高い旅行でした。
日帰り旅行でも日光を充分楽しむことができました。
一応日光の場所を以下に示しておきます↓

ご存じの方も多いと思いますが日光は栃木県にある都市です。

スペーシアX乗車記録

スペーシアXとは

今回の旅行では往復とも東武鉄道が誇る最新の特急列車:スペーシアXを利用しました。2023年夏頃から運用開始された車両のためか、車内はまだ新しい匂いがしました。普通の私鉄の特急とは一線を画す豪華な車内設備に驚いたので、ここに記しておきます。

座席の様子(スタンダードシート)

今回は往復ともにスタンダードシートを利用しました。”スタンダードシート”といいつつ、脚を伸ばせる広々とした座席には、駅弁を広げて食べられる大きなテーブル、おつまみなどを置ける小さなテーブル、電源が有りと快適すぎて「これで”スタンダード”なのか…?」という感じ。

広々とした空間でゆったり移動できます。

東武鉄道のHPによれば、スタンダードシートの他にプレミアムシート、ボックスシート、コンパートメント、コックピットシート等もあるようです。
東武鉄道HP:https://www.tobu.co.jp/spaciax/fun/seat

車内の雰囲気(カフェなど)

車内にはカフェがあり軽食を食べることができました。カフェといいつつ食堂車のような雰囲気です。日本では珍しい食堂車に興奮しました。

カフェの利用は1号車と6号車の座席を利用している人達が優先でしたが、私のようなスタンダードシートの利用者でもオンラインで整理券を取得すればテイクアウトで利用可能でした。自席からオンラインで整理券を取得できるのは便利ですね。

カフェで温かいお味噌汁を注文。紙袋に入れて渡してくれました。

カフェに限らず、総じて車内は広々としており、ゆとりのある雰囲気で快適でした。

1号車の入口まで行ってみました。1号車は個室のようです。

トイレまで広くて驚きました。駅のトイレより車両のトイレのほうが綺麗で広いとは…。

(余談)日本ではすっかり珍しくなった食堂車ですが、ヨーロッパでは意外と普通の特急列車にあるみたいです。↓

乗車の感想

私は過去に東武鉄道の特急スペーシアに乗ったことはありますが、今回乗車したスペーシアXではスペーシアを上回る満足感を得ることができました。

今回は平日に乗車しましたので、直前に切符を購入することができましたが、休日に乗る場合は早めに切符を確保しないといけなさそうです。

スペーシアXに感動しすぎて、長文になってしまいました。

日光観光

快適なスペーシアXに揺られて東武日光駅に到着。駅前でレンタカーを借り日光観光。

日光東照宮

徳川家康が祀られている日光東照宮を訪れました。東武日光駅から車で約5分とアクセス良好です。頑張れば駅から歩ける距離ですが、坂道ですので少しキツいです。

五重塔があったり、鳥居があったりと、神社or寺院なのか判別するのが私には難しかったです…。
平日に訪れたため、混雑はマシだろう思っていましたが、多くの観光客で賑わっていました。日本人より外国人観光客が多いと感じました。

山の中に位置するため、拝観料を払って中に入ってからも坂道・階段が多く、良い運動になります。
有名なレリーフ「三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)」や「眠り猫」も見ることができ満足。

ちなみに宝物館もありました。今回はパスしましたが時間が余裕があれば訪れてみたかったですね。東照宮の拝観と宝物館の入館がセットになったチケットもあるようです。

華厳の滝

日光東照宮の後は、華厳の滝へ。日光観光の王道コースです(笑)。
華厳の滝へのアクセスですが東武日光駅・日光東照宮から車で約35分(渋滞なしの場合)です。
上から滝を見ることもできますが、有料エレベーターで観瀑台まで降りれば、下から滝全体を見ることができました。

エレベーターで約100m下の観瀑台へ。100mも下るとは華厳の滝の落差すごい…!
観瀑台からは滝を真正面にドドーンとみることができます。
…が、ちょっと水量少ない…?

後で調べてみると、この時の水量は0.3m3/秒と少なかったようです。毎秒300kgの水の塊が落下していると考えると多く感じますが、多い時には毎秒90t(!!)の水が流れ落ちる時もあるそうです。観瀑台にも水しぶきが飛んできそうですね…!

足尾銅山

日光観光を楽しんだ後、少し寄り道して足尾銅山を訪れました。足尾銅山は日本有数の銅鉱山でしたが、資源量の枯渇等により1973年に閉山しています。

社会科の授業で公害問題(足尾銅山鉱毒事件)について学んだ時に、初めて名前を知りました。日本が近代化を推し進めていた頃の光と影を感じますね。現在は閉山している足尾銅山ですが、当時の坑道の一部を見学することができました。坑道へはトロッコで移動しました。

坑道内では人形を用いて足尾銅山が解説されていました。採掘、精錬の仕組み等は理科の勉強、
鉱山が果たした役割と公害問題は社会科の勉強になる場所です。老若男女楽しめる場所ですね。
佐渡金山、土肥金山もそうでしたが、操業当時の様子を人形を用いて解説するのは「鉱山あるある」なのかもしれません。確かに分かりやすいですね。

その他

日帰り温泉

1日で慌ただしく、日光東照宮→華厳の滝→足尾銅山と巡りましたが、少し時間が余りましたので、日帰り温泉で疲れを癒しました。太陽がゆっくりと沈む中、露天風呂でボーっとするのは心地良いですね。

日帰り温泉 いい湯でした。

ランチ

日光東照宮近くでランチを食べました。落ち着いた雰囲気で美味しい食事😋

まとめ

概算旅費:2万円

今回の日帰旅行の概算旅費(1人分)を示しておきます。複数人で旅行すれば、レンタカー代を割り勘でき、もう少し安くできそうです。

項目概算金額備考
運賃(往復) 6,680円スペーシアX(浅草~東武日光)
乗車券(片道):1,400円
特急券(片道):1,940円
レンタカー 6,700円格安のレンタカーを利用
入館料・拝観料等 3,000円日光東照宮
華厳の滝 有料エレベーター
足尾銅山見学 ほか
食事代 3,500円
合計19,880円

今回の旅費は約2万円でした。
日帰り旅行としては、それなりの金額ですが1泊2日で旅行するよりは安いと思います。

1つ留意点があるとすれば、日帰り旅行だと朝が早く&帰りが遅くなり、慌ただしくなることですね。大人の旅行であればokですが、子供がいる場合には、のんびり1泊2日で巡る方が良さそうです。

感想

今回の旅行では、日光の有名観光地である日光東照宮と華厳の滝を訪れたほか、少し寄り道して足尾銅山まで訪れることができました。いずれも一度は訪れてみたい場所でしたので、大満足です。

一方で中禅寺湖をあまり観光できなかったこと&華厳の滝の水量が少なかったことを踏まえると、再訪もありですね。今度は滝の水量が多い時を狙いたいです。
再訪時には更に行動範囲を広げて鬼怒川温泉や東武ワールドスクエアにも行こうかなと思います。

都内から距離があり、宿泊しないと充分楽しめない…と思っていた日光でしたが、日帰り旅行でも意外と巡ることができました。日帰り旅行であれば、浮いた宿泊費でランチを豪華にしたり、温泉を楽しんだりできますし、案外メリットが多いかもしれません。

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