インド旅行記9-帰国・壊したお腹と共に-

アジア
この記事は約4分で読めます。

本記事の内容
アグラセン・キ・バーオリー
デリー出発~帰国

前回の記事でデリーのジャマー・マスジットを訪れたことを記しましたが,実は帰国の途に就く前にもう一つ観光地に訪れていたので記しておきます

・アグラセン・キ・バーオリー
ニューデリー市街の中にひっそりとある井戸の遺跡
井戸の深部に到達するための階段が周囲に設けられているのが特徴的でした 人の大きさから井戸の規模の大きさが分かります
階段を下りていき井戸の最深部を覗こうとしましたが,おびただしい数のコウモリがおり(検閲により削除)
一応コウモリの写真も撮りましたが「ちょっとこれは気持ち悪い…」と友人は撮った写真をすぐに消していました下から見上げると…

井戸を掘るだけでも恐らく大仕事であったと予想されます
さらに周囲に階段を設置するとなると運び出す土の量は恐らく何倍にもなるのでしょう
周囲の土の崩れようとする圧力に抵抗しながら,階段を設置するべく穴を掘り続けた当時の人たちの苦労が想像されます

また壁面の構造を見ていると同じ形式が何層も(4層くらい?)重なっているように見える事から,
この井戸は一気に現在の深さまで掘られたのではなく,
初めは地表から1層目の深さまでの井戸を掘り,
井戸の水が枯れると2層目の深さまで井戸を掘り進め,
以降井戸の水が枯れるたびに深く深く掘り進めたのではないか…?

などと勝手な想像も湧いてきます

なかなか楽しい場所です壁面に規則正しく並んだ空間近くの木陰で猫が昼寝していました(尻尾が長い気がするのは気のせい?)
インド旅行全体を通じて猫を見る機会が少なかったのでちょっと嬉しかったです
(野良犬は沢山いましたが野良猫は意外と見ませんでした) お昼寝中の写真を撮っていると睨まれましたお昼寝から目覚めた猫は井戸の周囲の巡回をしていました(その姿はまるで井戸の主)井戸の壁面に無数に存在する空洞にハトが巣を作っており,おそらく猫はハトの雛を食べているのではないかと推測

入場は無料でしたしニューデリーの市街地からも近くオススメの場所です

・帰国の途
ということでようやく帰国について書くことができます

ここまで私も友人も詐欺やスリに遭わず、また風邪を引いたり下痢になったりすることもなく順調で、あとは帰るだけ…
のはずでしたが早く日本へ帰りたいのに,

トイレから出られない…

お腹…壊したっ…!
「インドに行ったら、お腹と壊すよ」と何度も聞いたので、生野菜を避け、旅行中は除菌シートで手を拭いたり、うがいはミネラルウォーターでするなど気をつけていました
そのお陰か旅行最終日まで体調は万全でした
 
しかし最終日についにアタリました
いざお腹下すとヤバいヤバい…と非常に焦りますね
 
幸い発熱は無かったのでリュックにティッシュを多めに詰め込んで(リスクマネジメントですね?)空港を目指します
 
・デリー市街→空港
デリー市街から空港へはメトロを使いました
想像以上に綺麗で「ここは日本か!」とツッコミを入れたくなります
空港~デリー市街地の運賃は50ルピー(約75円)ですから驚きです
地下鉄は治安が悪くスリも多いと聞いていましたが,
この路線に限って言えば治安の悪さは感じませんでした
(おそらく乗客の殆どが地元住民ではなく空港利用客のため)

日本よりも綺麗かもしれませんおなじみ自動改札

・デリー→シンガポール
復路も往路と同様にシンガポール経由です
A380でシンガポールへ
離陸時も着陸時も重々しい感じはありますが4発エンジンの余裕も感じさせてくれます
4発エンジンカッコいいよねシートは3-4-3でした機内食ではサラダが出たので歓喜して完食しました
(インド滞在中は生野菜を自粛していました)アイスも出たよ

アイスとても食べたかったのですが,お腹を壊していたので殆ど残しました…

・シンガポール→日本(大阪)
シンガポールで乗り継ぎです
空港にはシンガポール旅行を楽しんだ日本人観光客が沢山いて「あぁ,帰ってきたんだなぁ」という感じがします(まだ早いッ)久しぶりに食べた豚の生姜焼きはとても美味しかったです帰りの便は少し揺れましたが無事着陸

お腹の調子は良くないものの,大きな事故や事件に巻き込まれることなく帰国することができました
ということでインド旅行記はここまでです

が,今回の旅行を振り返っての総括・反省点の整理,旅費など諸々の情報も(書ける範囲で)記事にしておきたいと思います

コメント

タイトルとURLをコピーしました